※このカテゴリでは、海外生活の合間に読んだ本の記録を綴っています。
読書が好きな方も、「ちょっと本を読んでみようかな〜」という方も、気分転換になれば嬉しいです📚

▶︎▶︎▶︎読書記録カテゴリはこちら→

 

 

 

 

今回読んだ本

 

 

 

 

凍りのくじら

著者: 辻村深月

 

 

■どんな本?

父の失踪と母の病を抱えた女子高生が、孤独や不安と向き合いながら成長していく青春ミステリー。
「ドラえもん」の道具をモチーフに、現実と空想が交差する少し不思議(SF)な物語。

 


■読んだきっかけ

この作品は、私が最も好きな作家さんの傑作本!

久しぶりに読みたくなって再読です。

本当に多くの人におすすめしたい!!

辻村作品の中でもファンの多い作品でもあります。

 

 

 

■印象に残ったこと

やっぱり何度読んでも泣いてしまうほど感動。

ドラえもんの道具が、ただの引用でなく物語に必然性をもって組み込まれていることに毎回驚かされます。

ラストシーン、驚きと同時に優しく切ない結末が何度読んでも胸を打つ…泣

 

 

■こんな人におすすめ

・青春小説だけでなく、ミステリー要素も楽しみたい方

・ドラえもんが好き、子どもの頃によく読んで(見て)いた方

 

 

■感想

何度読んでもやっぱり良い!

もうこの感動を誰かと分かち合いたいと思わせてくれる小説です。

(実際、初めて読んだ10代の頃は周りにおすすめしまくっていたような…?笑)

 

物語のラスト、プロローグと同じ文章が再度流れるのですが、最後まで読むとその言葉の持つ背景に鳥肌がたちます。

盛り上がりも締めくくりも完璧で、詩的な余韻が残ります。

これぞ、辻村さんの作品!

 

主人公・理帆子は人との距離感が不器用で、頭が良過ぎるゆえに自分すら客観的に見てしまう孤独な子。

そんな彼女が、誰かに執着し、人とのつながりを求めていく過程がとても丁寧に描かれてました。

 

そして、母親の死や壊れていく元彼の起こしたことによって暗闇に突き落とされた彼女を救う強い光…。

この展開が美しく、読後も心に残ります。



 

さて、辻村作品なので他作品とのリンクも。

(もちろん、他作品未読でも100%楽しめますが)



メジャースプーンや名前探しに出てたあのピアノの天才が準主役級で出てます。

私、彼大好きです!笑

てことは、名前探しで彼と一緒に行動していた美人はきっと…。

 

しばらく辻村作品の再読記録更新していこうかな。

 

 

📚じんわりと温かい気持ちで涙を流したい方は、絶対これ読んで!

 

 

 

■おすすめ度(★〜★★★★★)

普通の時は星3★★★:速読なし興味があったら読んでね程度

 ★★★★★

 

《あらすじ》(紹介文より)

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(講談社文庫)


辻村ワールド、最高傑作登場
高校2年、芦沢理帆子――。「家に帰れば、本が読めるから」誰と話しても、本気で楽しいと思えたことがなかった。あの光と出会うまでは。

「この物語は辻村さんの小説の中でも特別な感じがする。」――瀬名秀明<「解説」より抜粋>

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。

 

※読書カテゴリ、今後も気ままに更新していく予定ですので、また覗いていただけたら嬉しいです📚

(読んだ本全てではなく、一部の紹介です)