『若き数学者のアメリカ』 藤原正彦 | ブックスタマ社長の自腹読書日記

『若き数学者のアメリカ』 藤原正彦

国家の品格』で著名になった藤原正彦さんが、若き日にアメリカに滞在された時の体験談です。渡米する当初は「アメリカに負けてなるものか」という思いがちょっとあぶないくらい強かった著者が、だんだんアメリカの空気に触れて、カジノでしこたますったり、しまいにはストリーキングにまで参加してしまいます。若さゆえなのでしょうが、真面目な人柄の著者だけに、ちょっと驚かされる内容がちりばめられています。今でも日本人はアメリカに行く時に、ちょっとした気負いを感じるものでしょう。著者が渡米してから35年。日本とこの超大国との格差は未だに縮まっていないのかも知れません。出版社 新潮社 著 者 藤原正彦 税込価格 540円(本体514円+税) 楽天ブックスへ↓ランキングサイト登録中。この記事を気に入ったら1日ワンクリックしてください人気ブログランキング【ブログの殿堂】にほんブログ村 本ブログへ