ブックスタマ社長の自腹読書日記

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そいつはほんとに敵なのか

旅先の小さな本屋さんに入ったら

 

見覚えのある名前の方の本が平積みにされていた時

 

あなたは買いますか?

 

私は買いました。

 

 

同人誌を読む感覚で読み始めましたが

 

読み始めると著者の本音がバリバリに書かれていますが

 

割と読ませる文章で面白く読みました。

 

「自分が支持しない政党に投票した人に会いに行く」は

 

特に面白くて、東浩紀さんのゲンロンに出演した、

 

参政党を支持しているという男性に

 

実際に話を聞きに行くという内容です。

 

参政党については保守系の論客の方も結構批判していて

 

主張も一貫しているように見えないのに

 

なぜここまで躍進したのだろうと思っていたのですが

 

その理由がわかったように思います。

 

アマゾンや紀伊国屋書店のネットでも購入できますので

 

だまされたと思って読んでみてください。

 

読んだ方には、表紙の絵の可愛さが分かります。

 

 

 

 

 

おどろきの刑事司法 "犯罪者"の作り方

郵便不正冤罪事件は日本の法制史に残る事件で、

 

担当主任検事は証拠改竄の罪で懲役1年6か月の実刑判決を

 

受けるに至りましたが、刑事訴訟制度の抜本的見直しに至らないまま

 

風化しようとしています。

 

この本は被害者である村木厚子氏が、実際に起こった事件を

 

多くの人に知ってもらうために記した本だと感じました。

 

 

痴漢の冤罪がよく例に出せれますが、

 

冤罪は誰でも巻き込まれる可能性があります。

 

検察に真実を話せばわかってもらえると思って話したら、

 

都合の良いところばかり切り取られて犯罪者にされてしまっては

 

たまったものではありません。

 

正当な理由がなくても身柄が拘束されてしまうのも大きな問題です。

 

KADOKAWAの角川歴彦会長が7か月にも及んで拘留された

 

例も出てきますが、長期間拘留されてしまったら、

 

よほど意志が強い人でないと、自分の主張を続けられません。

 

 

一般市民のできることは、この問題に取り組んでいる

 

政治家を応援して、取り調べの録画録音や証拠開示、

 

人質司法の解消など、実現してくことだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

県警の番人

「県警の番人」の異名を持つ監察官・鏡真人が主人公の

 

ちょっと異色の警察小説です。

 

1話完結のショートストーリーが並ぶ構成ですが、

 

最後の1話でこれまでの伏線が見事に回収されます。

 

主人公の鏡真人の、善人なのか悪人なのか

 

ちょっとわかりづらいキャラクターも

 

最後にははっきりします。

 

隠ぺいとかバンバン出てくるので、

 

実際の警察の方がこの小説を読んだらどう思うのか

 

わかりませんが、

 

ミステリとしては楽しく読ませていただきました。

 

 

 

 

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