ドリルを売るには穴を売れ 誰でも「売れる人」になるマーケティング入門(著:佐藤義典)
本書はタイトルの通りマーケティングの入門書である。
内容の半分はシナリオ仕立てになっていて、節目、節目でマーケティングの要点を説明し、その要点をシナリオの中で具体的に説明している。
【感想】
シナリオ仕立てになっていたからかとても読みやすかった。
著者が、お勧めできるマーケティングが見当たらなかったので、自分で書いたそうだが、言うだけあって、ほんとに入門書という感じが強かった。
私自身、マーケティング初心者だったが、マーケティングの基本をしっかりと理解できたと思う。
もちろん本書の基本は基本中の基本だと思う。
【まとめ】
マーケティングとは顧客に価値を提供し、お金をいただくことである。
マーケティングを成功させるにはこのいただくお金を小さくするか、提供する価値を大きくする。
ちなみに顧客に提供する価値のことをベネフィットという。
ベネフィットには機能的ベネフィットと、情緒的ベネフィットがある。
顧客の価値とはつまり、顧客の欲求である。
その欲求は3つあり自己欲求、社会欲求、生存欲求がある。
顧客によってベネフィットは違うのでセグメンテーションで分けなければならない。
その分け方には人口統計的な方法と心理的な方法がある。
この分けられた顧客セグメントのなかで売りたいセグメントがターゲットセグメントになる。
提供する価値の差別化の方法は手軽軸、商品軸、密着軸の3つがある。
顧客に価値を提供して対価をいただくことを実現させるのが4Pである。
4Pは商品・サービスProduct、広告・促進Promotion、販路・チャネルPlace、価格Priceの頭文字である。
4Pに限らずマーケティングで重要なのは一貫性である。
4P間の一貫性、4Pと戦略の一貫性である。