12月11日に、
本と人に出会える大麻読書会を開催しました。
今回の読書会には3名が参加し、
紹介された本を中心に社会全体の話や、
生きる中で考えたいことをざっくばらんに話しました。
最初に紹介してくださったのは、大麻にお住いのSさん。
『揺れ動く大地 プレートと北海道』著:木村学、宮坂省吾、亀田純
この本が出版されたのは2018年8月25日。
まさに北海道胆振東部地震の直前に出版されました。
北海道がどのようなプレートで構成されているのかわかりやすく紹介されている一冊です。
「本の中で紹介されている北海道のプレートを見て、今回の地震が起きた要因がわかった。
この本を読めば今後の地震についてもある程度予想ができるかもしれない」と紹介していました。
地域にゆかりのある本は自分とも関わりが深かったりするので、
読んでみると普段不思議に思っていたことの答えに出会えるかもしれませんね。
次に紹介したのは、主宰の竹次です。
『NPO!?なんのためだれのため―「NPOとまちづくり」現場からの本音トーク』著:村岡兼幸など
これまでのNPOの流れをより深く知りたくて、
北海道NPOサポートセンターの職員さんにおススメしてもらった本です。
「NPO」という言葉が認知され始めた時期は、
この言葉によって風通しがよくなったり、まちづくりに接点を持ちやすくなったらと、
何か夢を託すような気持ちで「NPO」という言葉を使っていた人がほとんどでした。
それから10年ほどたった、この本が出版された2007年は、
その夢は何のための夢なのか、誰のための夢なのか、
「そもそもなぜNPOが必要なのか」ということを再考する時期だったようです。
この本では市民活動に深くかかわってきた5人から、
市民活動を考える際に必要な切り口が提案されています。
市民の社会参加を考える人にはおすすめしたい1冊です。
最後に紹介してくださったのは、恵庭にお住いのNさん。
『君たちはどう生きるか』著:吉野源三郎
「今年最後の大麻読書会だから」と、
持ってきてくださった1冊です。
日常の出来事を上げながら間接的に「どう生きるか」を、
考えさせる内容になっているとNさんは紹介してくださいました。
大勢にいじめられているのを見ると「良くないこと」とわかっていても、
見て見ぬふりをしてしまう。
「実際には正義は難しい」という場面などが印象的だったそうです。
自分と考え方や感覚が異なっている人と、どう向き合っていくのか。
現代にも通ずる問いかけだと思います。
Sさんからおまけで1冊紹介。
『哲学は資本主義を変えられるか』著:竹田青嗣
本の中にあった「自由の相互承認」についてピックアップして紹介してくださいました。
「自由の相互承認」というのは「他人の邪魔をしなければ自由」という考え方だそうですが、
今は「放埓(ほうらつ)な自由」になっていて、
お互いがお互いを気にかけることが少なすぎるために、社会の中の問題が解決されず、
課題が放置されている社会になっているのではないか、と、
本の中で問題提起されていたそうです。
Sさんは「他者の自由にも気にしつつ、折り合いをつけて行くことが必要だよね~」と話していました。
今回の読書会では、
テーマ性の強い本がほとんどだったので、
本が紹介されるたびにテーマについての意見交換がありました。
あるテーマについて、自分の考えを深めたり、新たな発見をするための読書も楽しいものです。
読書会は、本を通してどんなことに気付いたのかを共有する場でもあるのかもしれませんね。
次回の大麻読書会のお知らせです。
冬季は天候によって路面の状況が大きく左右されることもあり、
隔月開催にすることになりました。
次回は2019年2月20日(水)です。
開催日が近くなりましたら、
ブログでお知らせします。
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