ブックストリートの物品庫を作ろう! | 一般社団法人北海道ブックシェアリング ブログ

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当会の事務所がある大麻銀座商店街の洋品店さんから「ブックストリートで使うならワゴンラックあげるよー」とのお声がかかり、2台頂いてきました。ワゴンラックとは特価品や目玉商品を並べるキャスターの付いた陳列台のことです。

 

こんなやつです。これで当会保有のワゴンが5台になりました!

 

つきましては、「これを機に保管場所を新設しよう」と、物置制作委員会が荒井の脳内で設立されました。


今回、脳内委員会が決定したのは
 

①材料や部材はなるべく使いまわして1万円以内の出費で抑える
②制作時間は延べ5時間までとする(資材の買い出し時間は含まない)
③上記をクリアすべく、入り口ドアの造作は後日に回し、開口したままで完成させる
④ぜんぶひとりでやる

さて、午前6時です。昨晩はSpotify三昧で、6時間以上ヘッドフォンで音楽を聴いていたため、多少、三半規管がやられてますが、所詮は直方体の木工作業です。たぶん大丈夫でしょう。

昨日、ホームセンターであらかじめ買っておいたのは
①コンパネ 708円×5枚
②垂木 203円×6本
③コンクリ(ハーフ) 160円×6個
税込計 6175円です。垂木は何本か事務所に余っているのでそれも使います。
コースレッドや木工ボンドは手持ちがたっぷりあるので大丈夫。


これが設計図。雑です。ていねいに描いても結局、見ないで作るから雑でもいいのです。

 

 



まず、束石(コンクリ)の設置、iPadアプリの水準器を使います。これがけっこう馬鹿にならない精度です。

となりの素敵な物置はイナバ製です。

コンパネの長辺が1818mm、垂木の長さが1835mm。のこぎりで垂木を落として調整します。



床部分のラダー(梯子)を作ります。気休め程度の精度ですが、直角クランプで組みます。

 

 



一回、束石から外して、床板にラダーを貼ります。




立体になってきました。今回は畳1枚分の物置をつくります。

 

コンパネを貼ります。ここまでで3時間かかりました。

木工ボンドを乾かすため、一度、家に帰って家事などをします。


午後1時。ふたたび作業開始。商店街に出て、構造物を一緒に束石に乗せてくれる力持ちを探します。

 

 


バイク屋さんが手伝ってくれました。おお、イナバ製に見劣りしない!

床のゆがみもベコベコ感もなく、いい感じです。

 

 


右サイドのコンパネを貼ります。これは以前に作った絵本の陳列台を再活用したものです。

 


本体完成! グラグラ感はまったくありません。

さてルーフィングをどうしよう。

 

防水シートを貼って、アスファルト材を並べて・・・だと、予算をすごくオーバーしてしまいます。

時間もあと1時間しかない。
 

 

とりあえず継ぎ目はコーキング剤(手持ちがある)で目止めすることにして、あとは屋根材だけ乗っけて終わりにしよう!

あとは後日、考えます。

屋根材だけ買いにいきます。

 



屋根材はかっこいいオンデュリンで決まり! 

ポリカの波板が家に余っているけど、今回はこれを使いたい。値段も2800円なので、予算に収まります。

 

 

傾斜をつけて、屋根にビス止め。

おしゃれなオンデュリンだけど、屋根だから普段は見えません。

でも梯子に登ったり、イナバ物置の上に乗ったら・・・・・・

 

 

こんな感じ。やだ、かっこいい!

で、ちょうど5時間。出来あがりましたよー!(いろいろ造作を残しているけど)

脳内委員会はこれにて解散! 

コーキングとニス塗りは後日、誰かにやってもらおう。