先般、民話の里・遠野市に行ってまいりました。
「座敷わらしに会える宿」として有名な山のふもとの民宿に泊まり、陽がとっぷりと暮れた後は、囲炉裏端で語り部さんから民話を聞かせていただきました。
携帯電話もスマホも圏外で、建物脇を流れる清流の音が涼やかな夜でしたが、座敷わらしには会えませんでした。わたしはもともと、そっちの方の感覚が鈍いことですし。
翌日、主さんから「座敷わらしの部屋、見ますか?」とこと。
そういう部屋があったんですね。指定して泊まる人もいるようです。
それがこの部屋です。
朝食後、宿の雑記帳を読んでいましたら、震災で小さいお子さんを失くされた方が「座敷わらしになった姿でもいいからひと目会いたいと、この部屋に泊まった」という文章がありました。
ひとの思いを受け止め、やさしく包み込んできた民話の里・遠野市。
ぜひ、また訪れたいと思います。
