昨年、サイモン・ウィーゼンタール・センターと一部日本人とが何度か揉めた。
特に年末に2つ続いた。
年が明けて1月下旬ごろから、東京都下5区2市の図書館で計288冊の『アンネの日記』および関連書が破られているのが分かった。
関係があるのかどうか知らない。
でも、卑屈なメンタリティーは伝わってくる。
通り魔が「襲うのは誰でも良かった」といいながら、たいてい子どもや女性、高齢者を狙うように、
なんらかの報復意図あるいは抗議意思で「図書館図書」を狙うのは、単にそれが「御しやすい」からだ。
書店では気が引けて破けない。
古書店など、店主が怖くて入ることすらできない。
そういう腰抜けだ。
そして図書館の「開かれた空間であるための理念」を土足で踏みにじることで、なにかを達成した気になっている間抜けだ。
アンネを逮捕した人物を探し当てたのがサイモン・ウィーゼンタール。
これが理由で288冊の本を破いたというなら、やっぱり間抜けというよりほかはない。