古本屋の利益 | 古本屋開業応援ブログ

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こんにちは。
カラス店長です。

昨日は古本屋のしょっぱい話ばかり書いておりました。
別に確定申告があるからではありません。
実際に大変だからです。

しかし・・・
少し夢のある話も書かなくてはと思いました。

ちょっと景気のいい話を書いてみます。

ここまで度々
月商100万円の古本屋の例を出していました。
このお店の具体的な数字を算出してみましょう。

月商100万円
家賃20万円
人件費10万円
商品原価30万円(原価率30%)
その他の経費10万円

こんな感じだったとします。
残る利益を計算すると・・・
30万円ですね。

1日も休みなく働いたとしても、
残る金額は30万円。
大変ですね・・・

さて、ここで数字のマジックを駆使してみたいと思います。

もし、このお店の売上が、
倍の200万円になったら、
利益は何倍になるでしょう?



月商200万円
家賃20万円
人件費20万円(忙しくなるので10万追加)
商品原価60万円(原価率30%)
その他の経費10万円

そう、基本的には
月商に比例して倍になるのは原価のみ。
(忙しくなることを想定して少し人件費を倍にしました)
他の固定費は変わらないのです。
だから、『固定』費っていうんですね。

さて、それでは計算すると・・・

残る利益は、
90万円です!

わかりますよね?

売上が100万円の古本屋の利益は30万円
売上が200万円の古本屋の利益は90万円
つまり、売上が2倍になれば、
利益は3倍になるのです!

(あくまでもこの例の話です)

これがお店を持つメリットです。
損益分岐点を突破した瞬間から、
収入はとてつもなく急上昇するのです!


ただし・・・当然売上が上がらなかった場合は、
そのリスクも高まります。

無店舗では売上が上がらなくてもリスクはありませんが、
店舗を持つ古本屋で売上が上がらないと、
赤字額が急上昇します。

人はチャンスを得るより
リスクを回避を選択する性質があるそうです。

どちらが良いかはその人次第でしょう。
私はチャンスを得る方を慎重に選択します。