雨の月曜日、先週末運動会で代休の子どもたちもいるようだ。
松葉に店を構えていた時には、それがすぐに分かったものだが、ここではさっぱり分からない。
常時高速道路の”ぶあ~ん~~”という音だけが響く。
庭を眺めていたら、シジュウカラが枝を行き来するのが見える。まだ独り立ちしたばかりなのか小さい。元気に大きくなってよ!と思ってしまう。
 この週末は、一か月ぶりのスーパーアウトドアマンの来宅で、またひとつ本棚が増え、眠っていた絵本たちの活躍の場が増えた。
 梅雨に入る季節には小動物の絵本が似合う。やってきた親子は、元気いっぱいで早速手に取って眺め、虫の話になり・・・、自然の流れで庭に出た。
少し土を掘るだけで幼虫がいる。アリの卵を運ぶ様子をじっとながめ、トカゲはいないか・・・、これは何か?と。
いくつもの石をひっくり返してはダンゴムシの大群に完成をあげ、子どもたちの表情はキラキラと眩しい!正に自分で楽しいことを見つけている・・・。
遊びにひと段落して読み聞かせた絵本は「ターちゃんとペリカン」先日も読んだばかりだが、この子どもたちにもぴったりだ!
その後、ひとりが自ら絵本を持って読み聞かせを始めた「3じのおちゃにきてください」
彼女は一年生。大人たちが見守るなか、長い文章を時間をかけて読み通した。
さらにその兄も読み始めて「はじめてのおるすばん)」・・驚いたことに、彼は途中から黙読に切り替え最後まで一気に読んでいた。
この様子をみて、私はなんとも嬉しくてたまらなかった。初めてきたこの文庫が、彼らの家のリビングの延長であり日常のままであるとに・・・本音譜 byさとちゃん