文庫には毎回少な目ですが程よい来館者があり、ゆっくり過ごしていただいています。

 ある日、自転車で来られた男性、短い間に室内の絵や絵本の絵に目を通されて・・・。

時折おしゃべりするうちに、好きな画家の国へ行って観てきたこともあると言う。

私もスタッフもそれぞれ、この方にお薦めの絵本は?と考えていた。

これかな…? ユリー・シュリブィツの「よあけ」を読ませていただいた。

もちろん感想を聞くことなどしませんが、不発ではなかったかも?

男性は私の子ども世代。同時に来館していた親子にも心を寄せていて、「泣いていてもいいんですね」と好意的。

素敵な出会いに嬉しくなりました。

この日、スタッフがSNSに投稿してくれたが、当人も同じく・・・。

そう言えば、来てよかった!と。

文庫冥利につきます。

 また別の日のこと、お母さんにたくさんたくさん絵本を読んでもらい、嬉しそう!

「私にも読ませて」と言うと、しっかり首を横に振られた。
それでいいい!大好きなお母さんに読んでもらうのが一番よねラブラブ

その日の午後、高齢の男性が当館のチラシを持って来館。

柏インフォメーションセンターでボランティアをされていると。

今年から柏たなかに移転した、我が子と同じ田中北小学校の話を懐かしそうに語られていた。

読み聞かせをさせていただいた絵本は、シェル・シルブァスタイン「おおきな木」

人生そのもの・・・。と話してくれました。

正に一期一会、。

 

こんなふうに私たちは幸せな時間を共有させていただいておりますニコニコ

by里ちゃん