何かと慌ただしい年末ですが、皆さんはどんなクリスマスを過ごされましたか?
私は、クリスマスに子どもたちの笑顔に出会うと幸せな気分になります。
サンタクロースは、きっと親子の心に夢やワクワクの期待をのせて来てくれたのでしょうと、にんまりしながら・・
さて、先日今年最後の楽々会を終了しました。
6年間続けてるってすごい・・と、言われますが、スタッフに気負いも不安感もありません。
主役は絵本ですし、読み聞かせたい絵本に次々と出会える喜びがあります。
幼い子どもたちに、ハプニングがあったり、成長していく姿を見るのも楽しみ。
そして、参加の皆さまに自由に楽しんでいただくことが、次につながっているのです。きっと
では、絵本の紹介です。
1、「ふしぎな はこ」 文:長谷川摂子 絵:斉藤俊行 福音館 こどものとも年少版
2001年12月発行 3・4才位から
ひょんな所で見つけた箱。
あけてみたら サンタさんがいる 不思議・・
家に持って帰って ベットの下にかくしちゃったよ。
でも、サンタさんがどうしているか気になってしかたがない。
そのたびに 開けてみるよ。 だいじょうぶ、いま もりのなか・・
いまは まちをとんでいる・・ ぼくの町にも来てくれるかなぁ~
ちゃんと寝た子のうちから 来るんだよね!
リン リン リン リン ・ ・
ぼくは 急いでふとんにもぐりこんで ぎゅっと目をつむった!
ひとあじ違うクリスマスの絵本。 わたしも不思議な箱ほしいなぁ!
担当:吉田立子
2、「しりとり しりとり ふゆのまき」 作:いまき みち 福音館 こどものとも年少版
1992年発行 3・4才位から
誰もが楽しめる しりとりが絵本になっています。
春、夏、秋、冬の4部作の一冊です。
「ふゆ 、ゆ、 ゆのつくもの なーに」 から始まります。
楽々会の参加者の皆さんにも一緒に考えていただき、思いつく言葉を出していただきました。
ページをめくると、答えが解り、当たると嬉しくてニコニコ顔に
絵の中に次の言葉のヒントになる物が描かれていることもありますが、さらにヒントを出しても思いつかない難問もあり・・ 童心に帰って楽しみ、大いに盛り上がりました
担当:中島 佳子
3,「おかねもちとくつやさん」 文:ラ・フォンテーヌ 絵:ブライアン・ワイルドスミス
訳:わたなべしげお らくだ出版 1998年出版 4・5才位から
昔、あるところに 貧しいけれどほがらかなくつ屋さんが住んでいました。
くつ屋さんは 一日中歌いながら楽しく仕事をしていました。
くつ屋さんの隣には お金持ちが住んでいました。
お金持ちは 毎晩寝ないでお金を数えていて、朝寝ようとするのですが、くつ屋さんの歌声がうるさくて眠れません。
何とか歌をやめさせる方法はないものか・・
ある日、お金持ちは くつ屋さんにたくさんの金貨を渡しました。
さて、金貨を手にしたくつ屋さんは・・?
色の魔術師と呼ばれたブライアン・ワイルドスミスの美しい色の世界が、パッチワークのように広がっています。
このお話しは、イソップの寓話(教訓的な内容を分かりやすくするために他の事柄で表したもの)を基に、17世紀のフランスの詩人、ラ・フォンテーヌが描いた寓話詩を絵本にしたものです。
担当:中原貴和美
次回の楽々会は、毎年恒例 新春スペシャルメニュー
1月19日(木曜日) 開演10時半~です。
詳細は次のブログにアップいたします。