アマゾンのロングテールは二度笑う
「50年勝ち残る会社」をつくる8つの戦略

鈴木貴博著
講談社
ISBN4-06-282031-5


アマゾンのロングテールは、二度笑う 「50年勝ち組企業」をつくる8つの戦略 (講談社BIZ)/鈴木 貴博

¥1,680
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<目次>
第1章 なぜイトーヨーカドーはダメになったのか
    外部環境から始めるベーシック戦略論
第2章 なぜ松下はマネシナクなったのか
    同質化と差異化を考える
第3章 なぜ小川直也はインリン様に負けたのか
    オンリーワン戦略で勝つ
第4章 なぜ外資系金融マンなBMWを買うのか
    上流市場ビジネスを成功させる
第5章 なぜスタバはアメリカンコーヒーを駆逐したのか
    下流市場を制するために
第6章 なぜローソンとファミマは上海のコンビニに買ったのか
    中国で成功する鍵
第7章 なぜアマゾンはロングテールで二度笑うのか
    Web2.0で儲けるビジネスモデル
第8章 なぜウィンドウズには欠陥があるのか
    あえて選んだ不完全戦略

タイトルではアマゾンをクローズアップしているように思えますが、実は本書の一部だけです。
ただ、今の時代のビジネスモデルとして注目に値する事例です。
本書のテーマは「土俵の選び方こそが、戦略にとって最も重要なことなのだ」という言葉です。
「土俵」とは市場を分析して、自分が戦うのに適している場所のことです。つまり、戦略論がこの本のテーマです。

時代は常に変化しており、過去の戦略が今も通用するとは限りません。企業の寿命30年説があるように、同じ戦略を続けていては、いつか時代に取り残され敗者となってしまいます。
現代の戦略を考えるうえで、本書で題材として挙げられている8つの事例は現代の特徴といえるでしょう。

ビジネスの戦略を考えるときに、参考にしたい1冊です。
価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ
川上徹也
インプレスコミュニケーションズ
ISBN978-8443-7066-6

価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ/川上 徹也

¥1,470
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<目次>
第1幕 なぜ、価格、品質、広告で勝負してはいけないの?(理論編)
第2幕 こんなストーリーが価値を生む(実例編)
第3幕 心が動けば、商品•サービスは売れ続ける(実践編)


現代は、価格だけ、品質だけ、広告だけでは勝負が難しい社会構造になっているようです。
著者は、そんな時代を生き抜くために「ストーリー(物語性)」の必要を説いています。

商売でのストーリーには黄金律があり、そのポイントを押さえればストーリーができてきます。
実例では、逆境にあってから自分の商売の強みを考え抜き、ストーリーを持って実現することで成功しています。規模の大きいビジネスではありませんが、着実にファンを増やし、ビジネスを成功させています。

また、「志」を重視しており、その商売を始める理由を徹底的に整理することで、ストーリーを作り出していきます。そして、「志」にそって事業をすすめていけば、自然と一本筋が通った商売になり、お客様に指示されるようになります。

どんな商売でもそうですが、仕事のスタート地点と目標を明確にすることが、成功への第一歩だと気づかされます。
自分らしく稼ぐ。
商売が楽しくなる4つの原則と8つの習慣

小阪裕司
フォレスト出版

ISBN4-89451-222-X

自分らしく稼ぐ。/小阪 裕司

¥1,365
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<目次>
第1章 ビジネスがこう見えていると、結局は損をする
第2章 成功って、ひとつではない
第3章 「ビジネススタイル」を考えないと、ビジネスを誤る
第4章 このスタイルで経営する人の八つの習慣
第5章 四つの原則が支えるビジネス
第6章 では、そこからキャッシュを生むためには?
終章 ある物語 -「あられ」が継がれた日


商売をして稼ぐために必要なのは何でしょうか?
成功とは何でしょうか?

この本は、これらの問いに一つの答えは用意していません。ましてやすぐに役に立つテクニックも紹介していません。
でも、商売に必要な心がけを説明しています。

商売での成功とは一つではなく、商売それぞれにそれぞれの成功の形があります。
そして、自分が他人にしてあげることができる、信念によこしまなことがない、そんな商売が、幸せに稼ぐことができる、と説いています。
「マンネリ思考」を変えれば仕事はうまくいく!
日比野省三+ひもとあやか著
ダイヤモンド社
ISBN4-478-76101-9

「マンネリ思考」を変えれば仕事はうまくいく!/日比野 省三

¥1,500
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<目次>
第1章 前例依存症
第2章 思考欠乏症
第3章 未来喪失症
第4章 氷山一角症
第5章 情報肥満症
第6章 慢性不信症
第7章 変化恐怖症
第8章 あなただけの未来を創る10のステップ

自分の思考の方法を認識し、新しい時代の思考法を伝授してくれる本です。
変化の速い世の中は、従来の思考法ではスピード化に対応していけません。
この本では、それを解決するのは、変化に対応する「ブレークスルー思考」だと説いています。
この「ブレイクスルー思考」を実践することにより、考え方が変わり、驚くほど急激に変化し成長する人もいます。

事例として、7つの「思考習慣病」を挙げています。それは、第1章から第7章までの章名です。
これらの処方箋として、ブレイクスルー思考を授けてくれます。

この本の中で一貫して主張されているのは、
•課題、問題に対して、「コンポン」を突き詰めて正しく認識すること。
•「あるべき姿」を具体的に挙げること。
•「あるべき姿」にするために必要な情報を集め整理すること。
•「あるべき姿」にするための具体的な行動に落とし、継続的に改善すること。
です。

今の時代は、前例にとらわれていたらうまくいきません。新しい考えをスピーディーに生み出さなければなりません。
前例を重んじると、そのための情報収集を多量に行い、その情報から未来を構築しなければなりません。
しかし、これは時間がかかり、複雑な情報から結論を導き出すため、非常に労力がかかります。

その点、「あるべき姿」という未来の目標を正しく設定すると、その目標に向かうための作業が具体的に見えてきます。
あとは必要な情報を集めて整理し、道筋を整えれば、短期間に少ない労力で目的を達成できます。

この思考法であれば、課題解決に前向きな気持ちで取り組めそうだと思います。
人間は、過去に向いて歩くより、未来を、前を向いて歩くことが楽しいんだと気づかされます。
今から、このブレイクスルー思考を取り入れて、楽しく仕事をしたいと思います。


「消費者心理のわかる本 マーケティングの成功原則55」
梅澤 伸嘉著
同文舘出版
ISBN4-495-64141-7

消費者心理のわかる本―マーケティングの成功原則55/梅澤 伸嘉

¥2,100
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<目次>
1章 「消費者の心の中」を読み解く -消費者を行動に駆り立てる見えざる力とは何か
2章 「消費者の心中」の深層構造 -各ユニットの説明と関係
3章 本能の法則 -心の動力源
4章 刺激の法則 -心の点火装置
5章 知覚の法則 -認知と識別の装置
6章 ニーズの法則 -行動の発生装置
7章 行動の法則 -満足達成装置
8章 満足の法則 -行動の評価装置
9章 記憶の法則 -ストック装置
10章 好き•嫌いの法則 -選択•選別装置
11章 「消費者の心の中」から導かれるマーケティングの成功原則55

かなり学術的で理論体系を解説した本です。
具体的な事例も記載されていますが、その役割は理論の裏付けとしての事実だけです。
ビジネスにダイレクトに使える本とは言い切れませんが、理論的に消費者心理の構造を知るには良い本です。

消費者の心の動きは理解しがたい部分があります。消費者は、一見、論理的や合理的とはほど遠い行動をとります。
しかし、そこには無意識のうちに深層心理が表面化しているのです。消費者はそのことを意識することもなく、行動しています。
そういった、消費者に行動の深層構造を観察し、分類したのがこの本です。

商品開発をする人や販売の最前線にいる人が勉強するのには良い本だと思います。