企業不祥事の心理学
和田 秀樹
PHP研究所
ISBN4-569-62539-8

企業不祥事の心理学―ウソが許されない時代のリスク管理術/和田 秀樹

¥1,208
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<目次>
序章 企業不祥事はあなたの問題でもある
第1章 生活を一変させる「時代の大転換」をつかめ
第2章 六つのタイプでわかる”ウソのカラクリ”【基礎編】
第3章 内部告発の心理学
第4章 六つのタイプでわかる”ウソのカラクリ”【リスク管理編】

企業不祥事は、毎日のように新聞等で報道されています。現代は、企業不祥事に過敏とも言えるほど反応し、その問題の糾弾は厳しいと言えるでしょう。
不祥事は許されざる行為です。しかし、人間が活動する以上不祥事は必ず発生してしまいます。人は不祥事の発生を許さないのではなく、その対応の善し悪しが判断基準となっています。
本書では、不祥事が発生する心理面を取り上げています。不祥事を隠したい、という気持ちは人間に本能的にあると考えています。自分の都合に沿わないことは隠したいのが人間です。
しかし、隠しきれない場合その揺り返しがしっぺ返しとして本人にかえってきます。
不祥事を隠したいという心理を知ることによって、客観的に不祥事を理解できます。その上で、隠さず、事実を公表し、素早い対応を取る。これが現代の不祥事対応の王道です。
本当のお客様への誠意とは、隠す事ではなく、どう対応し、消費者のデメリットを除去または軽減できるか、を考える事です。
本書を読んで、自己反省と不祥事発生時の対応を心構えとして自分に受け付けておくことは、現代の必須科目ではないでしょうか。
激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ
坂口孝則
徳間書店
ISBN978-4-19-862830-7

激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ 10円缶コーヒーでもなぜ利益が出せるのか?/坂口孝則

¥1,260
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<目次>
第1章 なぜマクドナルドのハンバーガーだけは100円なのに儲かるのか?
第2章 ディズニーランドは、お客様に夢と何を売っているのか?
第3章 なぜJALや家電量販店はポイントを乱発するのか?
第4章 すべての価格には、企業の見えざる意図が隠れている
第5章 バラしてはいけない商売の裏手口
第6章 お客の来ないスナックがつぶれない理由

本書は、世の中の様々な価格設定の理由を考察しています。
第4章のタイトルにあるように、価格設定の裏側には企業の意図があります。
すなわち、消費者が買いやすいようにすると同時に、企業の儲けを確保するカラクリが必ず存在しています。
デフレの時代の消費者は、価格に敏感になっています。その一方、企業はできるだけ儲けるために多く売りたい。
儲けがないことには、企業は存続できません。そのため、安くする、安く見せる、儲けを残すための消費者と企業の知恵比べが続いています。
本書を読むと、消費者として価格決定の論理を知る事で、賢くモノを買う事ができるでしょう。また、企業に勤める人にとって、自社製品の価格を決める際のツールとなるでしょう。
「もう一度行きたい」と思わせる飲食店プロの接客!
山田みどり
日本実業出版社
ISBN4-534-03814-3

「もう一度行きたい」と思わせる飲食店プロの接客!/山田 みどり

¥1,365
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<目次>
Chapter1 こんな接客なら店は繁盛する!
Chapter2 こんなときはどうする?
Chapter3 ことばを磨いて接客上手になる
Chapter4 お客様は店内のココが気になる!
Chapter5 ちょっとした動作を美しく見せる
Chapter6 接客サービスの基本を確認する

本書を読んで思うのは、女性が考える接客は男性のそれとは視点が異なる、ということです。
どちらが良い悪いというのではなく、両性の特性を感じ、どちらの良い点も取り込まないと、広いお客様に認めてもらえる接客ができないのだと思います。
男性の接客が理論を重視するのに対し、女性が考える場合はお客様の気持ちを踏まえたうえでの行動と捉えているように思います。
特に、ことばと動作について言及する部分が女性らしい、細やかな心遣いを感じます。
日本一の変人経営者
宗次 徳二
タイヤモンド社
ISBN978-4-478-00985-7

日本一の変人経営者/宗次 徳二

¥1,575
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<目次>
第一章 逆境に生まれ育ち、生涯の天職に出会う
第二章 無我夢中で働き、日本一幸せな経営者に
第三章 早起きと掃除、そして真心の接客が成功の秘訣
第四章 公明正大な経営姿勢が健全で強い企業をつくる

本書は、カレーの全国チェーンCoCo壱番屋をつくりあげた創業者のストーリーと信念の本です。
著者は自身を「変人経営者」と言っています。変わっていることは事実なのですが、一本筋が通った経営者としての姿勢を突き詰めた結果が「変人」と称する由縁となっています。
変わっている点は、フランチャイズ形態を取っているにも関わらず、フランチャイズ料を取らないことです。
通常はフランチャイズにした場合、看板料や経営指導料などの名目でお金を払いますが、CoCo壱番屋では不要です。
理由は、食材を買ってもらうことで充分に利益が出るから、といいます。
また、CoCo壱番屋の社員となり経験を積む事で、自分の店を持てる制度「ブルームシステム」も独特です。
この本を読んで端々に思うのは、お金儲けをするための経営ではなく、店を発展させるために工夫し、従業員や店のオーナー、そしてお客様に満足してもらうことを熱心に取り組んだ結果が今のCoCo壱番屋になった、という逆転の経営手法です。
経営することを目標にしたのでは、このような考えは出てこないはずです。
このようなことができたのは、著者自身の信念の強さの証であり、また伴に力を出した奥様の実力でもあります。
特性の違う二人の力を合わせる事によって、最高の経営力を生み出したことがCoCo壱番屋の成長力の源だと思います。
この本で学んだことは、経営を楽しんで全力で向かい合うことが必要であり、生活すべてをかけて打ち込むことで強くなれるということです。
毎日の睡眠時間を3、4時間にするぐらい、経営に取り組むと、他人よりも多くの時間を経営に捧げる事ができます。
よく、5000時間~10000時間を徹底的に打ち込むと、ダントツに力量を付けられるといいますが、これを行ったのが著者ということになろうと思います。
私も、著者のように天職に出会い、夢中で経営するような経営者になりたいと強く思いました。
小さな会社の超簡単経理
税理士 吉田信康
ぱる出版
ISBN4-8272-0279-6

小さな会社の超簡単経理―もう悩まない!困らない!これなら一人でできる!/吉田 信康

¥1,575
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<目次>
Part1 入門編
Chapter 1 経理にとりかかる前に
Chapter 2 経理の準備を始めよう
Chapter 3 帳簿づけの基本
Chapter 4 経理でつまずく理由
Part2 実践編
Chapter 5 経理をもっと簡単に!
Chapter 6 表計算ソフトで入力しよう
Chapter 7 パソコン会計ソフトで入力しよう
Chapter 8 決算と消費税
Chapter 9 税理士と税務署とのつきあい方

本書は、経理という仕事を理解し、できるだけ自ら行えるようにする方法を伝授してくれます。
自分でやる分、会計事務所に委託する部分を少なくするためです。それは、自分の会社の資金の状況を詳しく把握し、経営に生かすためでもあります。
著者は、以下のような持論を持っています。
「簿記会計を義務教育で習わないのに、すべての青色申告者に複式簿記を強制するのは間違いである!」
この意見から、経理に必要なのは、2種類の帳簿と言っています。
それは、「現金出納帳」と「預金出納帳」です。
この2つを押さえれば、会社のお金の流れは掴めます。
現金の場合は、まず金庫を用意し、現金で取引する場合はすべて金庫を通してお金を受け渡しすることを徹底します。
仮に、自分の財布から支出した場合には、あとで金庫の中のお金から借入したとして処理します。
また、預金出納帳を入出金の記録簿として使うために、できるだけ銀行口座を通しての受け渡しとします。
定期的な振込や、会社間のお金のやりとりも口座を通します。クレジット決済も利用します。
さらにインターネットバンキングを活用することで、銀行に行く手間を省き、事務を効率化します。
このような取り組みをすると、会社の入出金は確実に記録されます。
ここまでを自力で行い、あとの複雑かつ専門的知識が必要な決算等の処理を会計事務所に任せる、というストーリーです。
こうすることで、経理をなるべく自前でまかなうことができるようになります。
「現金出納帳」と「預金出納帳」をキチンと管理することは、誰でもやろうと思えばできることです。
簡単なことでも徹底して継続することは意外に困難ですが、しっかりやる意識を持つ事は自分を律することでもあり、経営にきっと役立つでしょう。
お金の管理は経営に最低限必要なことであり、お金をおろそかにすることは、経営を不安定にします。
そのためにも、経理について経営者自身が関与し理解することは必要なことだと思います。