こうすれば儲かる飲食店<ウラ技>テクニック
森久保成正
ぱる出版
ISBN978-4-8272-0440-7

こうすれば儲かる 飲食店「ウラ技」テクニック/森久保 成正

¥1,575
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<目次>
第1章 お客の「わがまま」に繁盛のヒントがある
第2章 実例!超激戦区•大阪で勝ち続ける「経営の手法」
第3章 「たちまち成功する店」と「あっという間に潰れる店」を分ける6ステップ
第4章 お客が必ず「納得」して帰るお店とは?
第5章 同じ素材でも「儲けが違ってくる」その理由
第6章 繁盛の屋台骨•「柱メニュー」を育てる仕掛け
第7章 お客の流れを引き込む「お店の顔」のつくり方
第8章 客単価をアップする「タイミング接客術」を身につけろ
第9章 独立•新規開店時の「ボタンの掛け違い」をただす!

本書は、食の激戦区であり、お客様の目が厳しい大阪でお店を経営しているコンサルが書いた本です。


お店を経営しているだけに、実地での経験が説得力を持って書かれています。

感じるのは、飲食店の経営には、いかにお客様の気持ちを読み取るか、です。


今ある飲食店は、本当にお客様のニーズから生まれた形態でしょうか?

実は、お店の都合によって成り立っている形態ではないでしょうか?


こんな気づきから、繁盛するお店をつくるヒントになると著者は説いています。

飲食店のジャンルは、お客様の客層と嗜好に合っているでしょうか?


本書の例では、家族向けの店なのに、偏ったジャンルのメニューしかないケースを取り上げています。
大人と子供では食べたいものが違う事がよくあります。

お店の都合で、和食だけ、中華だけ、イタリアンだけ、としてしまうと、家族内で意見が会わず、来店してもらえないことが考えられます。

ファミリーレストランはこの店をクリアしているわけです。


この例では、ファミリーレストランが良いと言っているわけではなく、自分が求める客層を店のコンセプトが合うかどうかが大切、ということです。


また、店の場所と営業時間帯の例があります。

繁華街で営業している場合、なにも考えずに他の店と営業時間帯を同じにしてしまうことがあります。

しかし、周辺のお店で働く人をお客様にしようと思ったら、営業時間帯を同じにしてしまうことが、機会損失になることに気づくでしょう。


本書で繰り返し説明しているのは、お客様の行動を具体的に想像/調査し、ニーズを見つける事。

そして、そのニーズに合わせ、店の行動を変えていく事、です。


飲食店が街にあふれ、お客様の選択肢は増え続けています。

たくさんの飲食店を経験したお客様の感度は研ぎすまされています。

その中で、浅く考えただけのお店は、お客様の心にはヒットできないでしょう。

お客様の行動と気持ちをくみとり、お店に反映させていれば、きっとお客様は寄ってきてくるでしょう。


それほど、現代の飲食店は簡単ではないのです。

本書を読むと、お客様を第一に考える事は、飲食店だけでなく、他の業界にも共通することを感じられると思います。
年商3億円を120億円に変える仕事術
池本克之
大和書房
ISBN4-479-79145-0

年商3億円を120億円に変える仕事術/池本克之

¥1,470
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<目次>
第1章 何が年商3億円の会社を、120億円に変えるのか?
第2章 "寄せ集めの社員"を"プロ"にする方法
第3章 人に変化を起こし、自らも変化する
第4章 お客さまに愛される会社になる
第5章 「お客さまの安心」に、どれだけ投資できるか?
第6章 「年商3億円の会社を120億円にした男」の不可能を可能にする三つの習慣

本書は、ドクターシーラボを小さな会社から上場させるまでにした元社長のノウハウを集めた本です。


ドクターシーラボは、お医者さんがつくった化粧品を売る会社です。

通信販売から始め、短期間で上場するまでに成長しています。

ドクターシーラボの初期の製品は非常に競争力が高く、魅力あるものでした。

それは、お医者さんが患者さんの悩みを聴き、肌にやさしい化粧品をつくったからです。


そんな強い商品を持った会社ですが、優れた経営者が不在だったために、小さな成功のまま、足踏みをしていたようです。


本書では、そんなドクターシーラボの企業としての仕組みを作ったノウハウが満載されています。

本書を読む限りでは、初期のドクターシーラボは会社組織としての体をなしていなかったように感じます。


数人で始めた事業ですから、個人でできる作業を延長していっただけのようです。

効率的に組織として活動する雰囲気ではなかったのでしょう。

たくさんのお客様を相手にする場合、その規模に応じて会社の体制を整えないと、お客様を逃すことになります。


強い製品を持っているだけに、もったいない話です。


そこで、本書の筆者が行ったことが、全う至極ですが、非常にエネルギーを使う方法でした。

まずベースとして

「それは、お客さまのためになっていますか?」

という言葉です。


全ての企業活動は、お客さまのために行うべきだ、というのが基本方針です。

お客さまが満足していただいた対価としてお金を頂くのが正論です。

不満を感じさせてしまったら、それを解消しなければならないのが筋です。


会社組織になじんでしまうと、往々にして「お客さまのため」から離れて、「会社のため」に仕事をしてしまうようになります。

いわゆる「大企業病」です。


ベンチャーでは、とにかく「お客さまのため」という方向性を社員全員で共有することが大切です。

社員の気持ちのベクトルが統一できれば、正しい方向に一気に成長できるはずです。

ドクターシーラボでは、元からやる気があり、素直で優秀な人材が存在していたことが、初期のドライバとなっていたようです。


さらに人材を採用する際には、著者が自ら面接し、優秀な人や経験のある人だけでなく、夢があり、目標がはっきりしていて、素直な人材を採用していました。

やる気があり、次々と変化/成長していく組織に合わせて行動できる人材が必要だったのです。


その結果が、短期間で上場するまでになった秘訣でしょう。


本書を読み、自分を振り返りました。

誰の意見に耳を傾けられる素直さを持っているだろうか?

夢や目標を持っているだろうか?

今の仕事を、将来の具体的な夢につながるようにしているだろうか?

惰性で生きていないだろうか?


本気で生きている人の言葉は、自分をドライブする力になります。
めちゃくちゃわかるよ!金融
坪井賢一+ダイヤモンド社
ダイヤモンド社
ISBN978-4-478-00845-4

めちゃくちゃわかるよ! 金融/坪井 賢一

¥1,500
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<目次>
第1講 お財布の中身を見てみよう!
第2講 金融は経済の血液である
第3講 銀行の役割が変わった?
第4講 グローバル化するマネー経済
第5講 くり返されるバブルの歴史

ビジネスにはお金が切り離せない要素です。

儲けるには、世の中のお金が動く必要あります。


では、そのお金はいったいどのような性質で、お金全体は誰がどのようにコントロールしているか?


それは金融です。


本書は金融をわかりやすい言葉で説明してくれています。

金融は、人間の最大の発明ではないかと思います。

経済活動をはじめられるようになり、人間の現代の生活を発展させてきた源には、お金の流通の仕組みがあります。


現代のビジネス環境を考えるうえで、最低限の金融知識は必要でしょう。

ビジネスにお金が関係する以上、金融の知識と動向が分からないと、ビジネスへの影響を計ることはできません。

ニュースで知る経済活動は、金融の基礎知識があれば、より深く洞察できます。

金融の大きな潮流を知る事で、自分のビジネスの方向性についても正しく判断できるようになるでしょう。

ビジネスだけでなく、家計を守るためにも、ぜひ金融の基礎知識は知っておきたいものです。
プロの残業術。
長野慶太
草思社
ISBN978-4-7942-1724-0

プロの残業術。 一流のビジネスマンは、時間外にいったい何をしているのか?/長野慶太

¥1,365
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<目次>
PART1 一流になるにはなぜ「プロの残業」が必要か?
PART2 残業時間を「自分のための時間」に変える
PART3 「一流の仕事」を生み出す時間外の行動力
PART4 一段上の「イレギュラーワーク」で力をつける
PART5 それでも残業がつらいというあなたへ


本書はタイトルからして、時代の逆を主張しています。


近年はライフワークバランスと称して、残業しないことが奨励されているような風潮です。

しかし、一流を目指す人にとっては、時間こそが実力を伸ばすために必要なリソースです。

残業時間をいかに上手に使えるかが、ライバルとの差をつける秘訣です。


その道のプロになるには、1万時間が必要と言われます。

それくらいの時間を注ぎ込まないと、他人に差は付けられません。


筆者が警鐘を鳴らしているのは、今後のビジネス環境を予想すると、よりひとりひとりの能力を伸ばしていかないと、良い待遇は得られない、ということです。


ただ仕事をしていれば給料をもらえる、という時代は過ぎ去りました。


いかに結果を出し、利益を出したが、が評価になり、それが給料になる時代です。

いわゆる成果主義です。


成果を出すには、効率的な仕事をすればいいじゃないか、という意見もあり、それが最近のビジネス書のテーマにもなっています。


しかし、効率的な仕事は本を読めばすぐ出来るものではありません。


読んだだけで実行し、効果を出せる人はほんの一握りではないでしょうか。

なぜなら、本を書いた人は試行錯誤した結果、効率的な仕事の仕方を発見し、体系化したはずです。

試行錯誤には時間がかかっているはずであり、かけた時間があるからこそ、効率化が実行できるのです。


試行錯誤の過程を省略し、結果だけ手に入れられるほど、効率化は甘くはありません。

つまり、残業時間を含めてトレーニングし続けた結果、効率的な仕事になるのです。

残業時間を減らしたから、仕事が効率的になるわけではありません。

昨今のライフワークバランス論議には、こうした錯覚や論理展開の矛盾があるように感じます。

普通の才能の人が一流になるには、多くの時間をかけなくてはならない、というのが真理です。


自分の今後の人生戦略を立てる上で、参考になりました。
あの映画は何人見れば儲かるのか?
松尾里央
TAC出版
ISBN978-4-8132-3069-4

あの映画は何人みれば儲かるのか?/松尾 里央

¥1,365
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<目次>
第1章 映画業界編(1) 「オーシャンズ13」の制作費を賄う損益分岐点
第2章 映画業界編(2) ”ジブリ映画”は何回も儲かる。マルチユース
第3章 映画業界編(3) 「猿の惑星」の舞台を砂漠に変更。リスク回避
第4章 映画業界編(4) 「続•冬のソナタ」の制作費を費用配分する
第5章 音楽業界編(1) 宇多田ヒカルはいくら手にした?印税の計算
第6章 音楽業界編(2) 新人は大物と抱き合わせで。広告宣伝費の管理
第7章 音楽業界編(3) ライブは儲かる?ハコモノビジネスとノルマ
第8章 出版業界編(1) ベストセラーなのに倒産する謎。在庫リスク
第9章 出版業界編(2) 広告収入モデルのフリーペーパーで儲けるには

本書は会計本のジャンルにありますが、会計知識を説明しているというよりは、エンタメ業界のビジネスモデルを会計の切り口で説明しているような本です。


本書では、映画•音楽•出版業界を取り上げ、そこではどのような仕組みで儲けているかを簡略的に見せてくれます。

エンタメ業界は、日々接するメディアを通じて知っているようで、実はそんなに身近な業界ではないので、儲けの仕組みは良く知りませんでした。

わかりやすく説明するために、簡略化しているようではありますが、他の業界にはない儲けの構造があります。

その業界でみんなが儲かるように、ブラッシュアップされてきた仕組みなので、他業界でも参考になる部分があります。


例えば、豪華キャストで製作される映画。


豪華キャストになれば、制作費は当然増えますが、その分売上も増えると考えられます。

また、豪華キャストの一角に出演したい人が、ギャラが低くても参加する、というコストダウンも可能です。

それは、豪華キャストというある種のブランドがあり、そこに価値があり、その価値を自分に付加することで、自分の魅力をアップさせる、という戦略があるからです。


商品のブランド価値を高めることにより、より有利なビジネス展開ができる、という部分においては、どの業界にも共通なビジネスモデルです。

また、エンタメ業界はヒットすれば莫大な儲けが出ますが、大多数はそれほど儲かりません。

そのため、ビッグヒットと小さなヒットでリスクヘッジをする仕組みもうまく出来ています。

音楽業界の儲けの仕組みも、そのビジネスモデルは他業界でも使えそうです。