
トルストイ
訳:望月哲男
『戦争と平和2』
2020年5月20日 初版第1刷発行
読書会課題本
しかし望月さんの訳は本当に読みやすい。
さすがロシア文学最優秀翻訳賞を受賞しているだけある!
端から見て難しい本を読んでいるように見えてるらしいけど、そんなことはない。
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戦場でアンドレイは、ニコライは、何を見たのか? そしてピエールは……。
敗退の憂き目にあった「アウステルリッツの戦い」
内輪もめともいえる軍内部の指揮権の乱れと混成軍統率の難しさ。ナポレオンの策略に嵌り敗退してしまう、この戦争の最大の山場「アウステルリッツの戦い」を舞台の中心に、アンドレイとニコライが、そして私生活ではピエールが大きな転機を迎える第2巻
始まりは1805年夏、ペテルブルグでの夜会。全ヨーロッパ 秩序の再編を狙う独裁者ナポレオンとの戦争(祖国戦争)の時代を舞台に、ロシア貴族の興亡から大地に生きる農民にいたるまで、国難に立ち向かうロシアの人びとの姿を描いたトルストイの代表作
全6巻
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登場人物がどんどん増えてゆく。
1巻に引き続き添付されたしおりが役立つ。
記憶力との闘いで・・しおりに載ってない人物はこちらから↓
トルストイ『戦争と平和』 全登場人物事典 など | 「ひとりの国語」
■ボルコンスキー家
■ロストフ家
■ベズーホフ家
■クラーギン家
■ドルベツコイ家
裏表紙でアンドレイは生き抜くと知っていたので安心
まさかのリーザが亡くなる展開には衝撃だったけど・・
無言で見つめるその目が語る表情が印象的だった。
ピエールに対してのフリーメイソンは納得がゆく流れ。
ニコライがドーロホフとハマり込んでしまったカードゲーム
そして父に借金を申し込む際の不貞腐れた態度
人間の本質とは?
私的に気になるのはデニーソフ
どうにか生き抜いてほしいと願わずにはいられない。
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『私はあなたたちをみんな愛してきたし、誰にも悪いことはしなかったのに、あなたたちは私を何という目に遭わせたの?ああ、私に何ということをしてくれたの?』
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気になる一点
P417の11の箇所が見当たらない。
この1809年当時、世界の二大権力者と並び称されたナポレオンとアレクサンドル二世
そのお二方が目の前に!
するするとP568を難なく読破
ロシア世界よトルストイよおもしろい!
