円山動物園、外来生物をめぐる園内ツアー | RUNRUNRUN

円山動物園、外来生物をめぐる園内ツアー

外来種ってなに?って思った人の為に超簡単な解説


もともとは生息していない地域に人為的に持ち込まれた生物=外来種


人為的とは、恣意的・非恣意的にかかわらず人の活動によって、という事。


ですから、渡り鳥が運んだ、風に乗ってきたなどは外来種とは言いません。


なので、動物園の動物はほぼ外来種と言えます。


では、動物園の動物も駆除されるべきなの?とお考えになる人がいるでしょうか?


ここで問題になっているのは


生態系や農業、人の生命に対して影響の強い種=侵略的外来種」についてです。




それでは、10月12日(月)に行われた


「外来生物をめぐるツアー」についてレポートしま~す



11:00  は虫類館からスタートです


まず、ワニガメ。密輸で保護された個体です。


(正しくは三笠川で保護でした^_^;すみません:10月16日訂正)


日本に入ってくる密輸の大半はリクガメだそうです。


北海道に在来の淡水カメはいませんし、野性での繁殖も無理だそうです。


次はグリーンイグアナ。この個体はなんと、円山動物園内で保護されました。


グリーンイグアナは石垣島では爆発的に繁殖していて、問題になってます。


在来の植物を食い荒らしたり、他の生物の食糧まで奪ってしまうからです。


は虫類館の外来種は人間の勝手で持ち込まれたモノばかり。


初めては虫類館のバックヤードにお邪魔しました。


展示していないカメさんが沢山いましたよ。


飼育員さんがもうスペースが無いとおっしゃってましたが、本当でした☆



次は動物園の森。ザリガニ小屋を見学です。


ココでは在来種であるニホンザリガニの飼育をしています。


外来種としては、蛙の餌として持ち込まれたアメリカザリガニ


食用に持ち込まれたウチダザリガニが問題となってます。


もうね、サイズが全然違うんですよ、ニホンザリガニと外来種達の。


昔は円山川にもニホンザリガニがいたそうです。


が、円山川の護岸コンクリートや生活排水による水質悪化


そして外来種という天敵の登場で今は住むことが出来ません。


円山動物園では円山川にニホンザリガニを戻す事に取り組んでいます。


ですが、行政や近隣住宅の理解と協力が無いと出来ない事が多いのです。


なら無理にニホンザリガニを戻さなくてもいいじゃん


そう思われる人も多いと思います。


でもね、ニホンザリガニが消えると言う事が何を意味しているのか


考えてみてもいいんじゃないかな?と思う訳ですよ。


ココには外来種と人間生活の影響で絶滅寸前になっているニホンザリガニがいます


ところで、ウチダザリガニ、食用だけあって美味しいらしいですよ。


特定外来生物なので、無許可で捕まえちゃダメかもしれませんけどね☆


動物園の森の外来植物については今更ながらな感じなんですが^_^;


代表的植物はオオハンゴンソウです。他にもイワミツバ、アワダチソウ、ゴボウ等、


実は動物園の森の1/4は外来種だそうです。


植物に限らないのですが、外来種にいえる特徴として


繁殖力が強い!!ことが挙げられます。


これらの外来種は、他の植物を圧倒して繁殖します。


植物の多様性が失われてしまう訳ですね。


実際に動物園の森でも、イワミツバの抜き取りと刈り取りの実験をしていますが


抜き取り、刈り取り作業後の地面には他の植物はほぼ生えてません。


最後はこども動物園


特定外来生物の代表といえるアライグマがいます。


アライグマといえば、某アニメを思い浮かべる人も多いと思います。


事実、アニメが放送されていた1970年代後半に


爆発的に野良アライグマが捕獲されたそうです。


生後1年から1年半で性成熟を迎えたアライグマは凶暴になり


手に負えなくなった飼い主がアニメの最終回よろしく


野性に還そうとした結果、年間2400頭ものアライグマが


駆除されているのが現実です。どうです?びっくりしませんか?


でも、本当にアライグマが悪いんでしょうか??




私は環境保護に熱心な訳でも在来生物保護に熱心な訳でもありません。


たまたま動物園の森散策ツアーに参加した事で興味を持っただけの


付け焼刃の知識しかありませんしね^_^;


でも知らないでいるよりも、知っていた方が絶対良いと思うのです。


身近で出来ることに限りはありますが、少しでもこういった情報を


発信していけたら、こんなブログでも意味があるかな?なんて思ったりして。


殆ど自己満足ですけどね~。



シンポジウムの内容についてはまた改めて☆