試写会 『K-20』 | RUNRUNRUN

試写会 『K-20』

試写会『K-20』  12/13(土)共済ホール


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第二次世界大戦が起きなかった世界の

1949年「帝都」・・・


華族制は存続し、身分階級の差が激しく

職業選択の自由も階級を超えての結婚も認められない世界


そんな「帝都」で富裕層のみを狙い

魔法のような鮮やかな手並みで、美術品を盗み出す

怪盗20面相・・・・に嵌められた軽業師・遠藤平吉が主人公。



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あまり予備知識がない状態でみました

『3丁目の夕日』の制作プロダクションらしく

下層階級の人々の逞しさ、したたかさが良かったです★


一言でいうなら「冒険活劇」でしょうか

笑いがかなり盛り込まれていまして、コメディ要素も多く

推理物やサスペンスという感じではないです


バットマン』と『スパイダーマン』と『カリオストロの城』が

ミックスされた感じ、というのが個人的感想です


主演の金城武さん

先日、『レッド・クリフ』を観たばかりでしたので

今回の遠藤平吉という軽業師の役に初めは違和感あったのですが

國村隼さんや松たか子さん等との絡みは

素晴らしくチャーミングです


ただ、日本語を流暢にはなされる金城さんですが

セリフまわしはやはり難しいらしく、棒読み感は拭えまセン

もっと日本でお仕事して日本語に馴れて頂きたいですね☆


「冒険活劇」はありのままに受け入れることが肝要です

そんなわけ無いだろう、なんて突っ込んではいけません(笑)

細かいディテールに拘る方にはお勧めしませんが

ワタクシは大変面白く拝見いたしました★