ゴルフあるある
「ゴルフ練習場では上手く打てるのに、ラウンドではミスショット」
ゴルフ初心者が「練習場では上手く打てたんですけど、実際(ゴルフ場)は違うんですね」というと
ゴルフ歴の長い方が「ふっ、当たり前や」みたいな返し
だけど、「どこが違うのか?」「何をすればいいのか?」みたいなところは、語られず
「ラウンド経験を増やせば対応できる」っとか、「ゴルフ練習量を増やせば対応できる」っとか、体育会系な根性論に行き着いたり・・・
今どきの若者は「結論を先に知りたがる」傾向があるってお話しですが、若者でなくても「結論」は知りたいですよね?
できれば 「高いゴルフコーチ料は払わずに」、できれば 「苦行のような練習はなく、さくっと結論だけを」
一番ミスショットになりやすいのは「傾斜」だと思います
ゴルフ練習場では、平らな人工芝マットの上で打っていますが
ゴルフ場でラウンドするときは、平らなところって ほぼゼロ
ティーショット打つ時も、セカンドショット以降を打つ時も、傾斜があります
「傾斜」は、4種類(つま先下がり、つま先上がり、左足下がり、左足上がり)あるといわれていますが
それぞれの注意点は、ネットでぐぐればよい動画や解説ページが出てくるかと。てらゆーさんの動画が基本的で理解しやすい感じ。
「傾斜」にも度合いがありまして、「立っていられないぐらいの傾斜」と「頑張れば立てるぐらいの傾斜」によっても打ち方は少し変わるみたいですね
あとは「傾斜」の複合、「左足上り+つま先上がり」っとか、丘陵コース(山岳コース)だと色々な複合傾斜に遭遇します
複合傾斜は理論を覚えきれないので、ラウンド経験を積んで慣れるしかないかな・・・中井学さんの動画だと、色々な対処法がのっていますね
「傾斜」のショットで一番大事なのは、『次打は平らなところから打てるようにすること』だと思っています。思い通りに打てるようになることが理想ではありますが、プロゴルファーではないので大崩れしないためには。
ゴルフあるあるですが、延々とホール左側斜面で「つま先下がり」ショットを繰り返したり、延々とホール右側斜面で「つま先あがり」ショットを繰り返したりして、ストローク数を増やしてしまうパターン
グリーン(ピン)までの距離を縮めることではなく、『次打は平らなところから打てるようにすること』を目指せば、ストローク数を無駄に増やさないですむと思うのですが「これでグリーンオンできれば」みたいな欲がでちゃうんですよね
「平らなところ」は、フェアウェイか、ちょいラフですが・・・フェアウェイといっても コブが色々あるコースもあったりします
なので「平らなところ」を目指しましょう! ゴルフ練習場に近い状態であれば、ナイスショットできるはずなので
方向が違うミスショットには、色々な原因が考えられます
①「傾斜」の度合いが読めずスライスしたり、フックしたりのミスショット
②アドレスの方向が間違っていて、違う方向にいってしまう
③足場が滑りやすい場所だったり、しっかりと地面が踏めていなくて、体が回転して左にいってしまう
他にも「芝の影響」「ライ(ディボット)」などもありますね・・・
①は、傾斜(つま先下がり、つま先上がり)の打ち方を勉強して、ラウンドで習得ですかね
②は、ゴルフクラブを置いて測る(←競技だとペナルティっですが)、同伴者に見てもらうなどなど
③は、母指球+小指球+かかとの3点で地面をしっかり掴む感じでしょうか(←あまり、スイングを教わるときには注意点にあがりませんが・・・)
距離が違うミスショットには、色々な原因が考えられます
①「傾斜」の度合いが読めずショートしたり、オーバーしたり
②高低差、風の影響がわからずショートしたり、オーバーしたり
他にもあるかもしれませんが・・・
①は、傾斜(左足下がり、左足上がり)の影響を勉強して、ラウンドで習得(1クラブUP/DOWN)ですかね
②は、高低差の加減算、風の加減算を考慮して、ゴルフクラブ選択ですかね
言うのは簡単だけど、調整には時間(ラウンド経験)が必要みたいですが
ゴルフを始めた頃は、ティーイングエリアって平らで練習場と同じように打てる場所って思っていました
しかし実際は・・・
ふかふかした芝でソフトスパイクシューズが沈んだり
固い地面の上に、滑りやすいつるつるした人工芝が敷いてあったり
野球のバッターボックスぐらいの狭い人工芝だったり
他のゴルファーが打ち込んだ跡がボコボコ残っていたり
2つのティーマークを結んだ線が、おかしな方向を向いていたり
前面が池(もしくが崖)なのに、左足下がりになっていたり
左側にOBの林があるのに、つま先上がり(左に飛びやすい)になっていたり
右側にOBの林があるのに、つま先下がり(右に飛びやすい)になっていたり
色々な罠がしこまれています
対策は、極力「平らな場所を探して」、打ち上げや打ち下ろしの目線・肩ラインに注意して、恐る恐る打つw
PAR5だから距離を稼がなきゃっとか、遠くに飛ばしたい気持ちがあると、ティーイングエリアの罠に引っ掛かりやすくなります
ふかふかの芝で身体が沈むと、ソフトスパイクの鋲(びょう)5mm~10mmが地面に埋まり、相対的にボールは高くなります
そのまま打つとテンプラしたり、ワンタッチ(ダフリ)したりしてしまいます
逆に固い人工芝の上だと、ソフトスパイクの鋲(びょう)5mm~10mmの分 身体が高くなり、相対的にボールは低くなります
そのまま打つとハーフトップしたり、チョロしたりしてしまいます
対策としては、ティーアップの高さが変わっても打てるように練習しておくことですかね
他にも色々なミスショットがあります
前半は調子よかったのに、お昼ごはん食べたら体が回らなくなったり
お昼にビール飲んだら、プレーが雑になったり
後半のこり3ホールで踏ん張りがきかずに、引っ掛けが多くでたり
突然シャンクが発生してパニックになったり
バンカーの砂質が固いと思っていたら意外に柔らかくて飛ばなかったり
ゴルフ初心者で一番多いのが「ヘッドアップ」ですね、室内練習場だとボールの行方は見ないので体の軸はずれないのですが、ラウンドでボールの行方が気になって、早く体が飛球方向を向く(目・頭⇒肩・胸)ので体が起き上がってハーフトップもしくはチョロになる
ヘッドアップは、頭から背骨の軸は動かさずに目線だけでボールを追うようにするか、打つ前にボールの右側に目線を向けて遅れて目・頭が回転するようにするか・・・ですかね
・・・色々あるのがゴルフです
ミスは完全にゼロにはできないので、ミスを重ねないことと
ミスショット原因分析は(その場では)ほどほどにしておいて、「次の一打に集中」する方がいいみたいですね