☆☆☆
滅私
羽田圭介 著
新潮社
滅私： 帯、裏表紙に書かれた説明
📘物を捨てよ、心も捨てよ
必要最低限の物だけで生活するミニマリストの男。物欲から解放され自由を得たはずが、なお因果は尽きず…SDGs時代の悲喜劇
📘「よし、無駄なものに囲まれて生きていこう！」
ふかわりょうさん推薦
📘冴津武士は三十代前半、物を持たない生き方を推奨するウェブサイト「身軽生活」を運営し、ミニマルなライフスタイルのためのグッズ「MUJOU」をプロデュースしている。住むのは都心のワンルーム、家具は必要最低限。持ち物も、仕事に必要なデジタル機器の他はわずかな衣服と食器のみ。その冴津の前に、彼の過去の所業のせいで人生を狂わされたという男・更伊が現れる。果たして復讐にやって来たのか。いやいや、一筋縄ではいかない作品を多く書いてきた羽田圭介、これもこんな単純な小説ではない――。
滅私： レビュー
📘バス旅などでテレビ出演されている羽田圭介さんの小説。
📘２０２１年１１月に刊行された１５１ページの新書。
📘羽田さんの作品、初めて読みました。
📘ジャンルはよくわかりませんが、主人公の暮らし、仕事、プライベートな付き合いなど、場面が変わりながら物語が進んでいき、引き込まれる感じですね。
📘滑らかな文章で、少しにニヒルな表現（？）などがエッセンスになっているようです．．．嫌いじゃないです。
📘読み進めていくと、徐々にダークな感じが．．．。
📘何なんでしょうかね、この終わり方。期待させるだけ、させておいて。
📘羽田圭介さんファンの方、ミニマリスト・断捨離すきな方などにはお勧めの小説です。
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