エピファネイアの法則?! | 吉岡の戯言

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第84回桜花賞は、ステレンボッシュが優勝し、エピファネイア産駒の4頭目(延べ8頭目)のG1馬になりましたが、ステレンボッシュ、エフフォーリア、サークルオブライフ、デアリングタクトの4頭すべてにサンデーサイレンスのクロス(4×4、4×3)があり、エフフォーリア以外の3頭は母系にニジンスキーを持ち、母にノーザンダンサーのクロスがある点で共通しています。サンデーサイレンスのクロスが瞬発力を、ニジンスキーのクロスがクラシック級の底力を付与し、その土台には、頑強なノーザンダンサーの骨格があります。私が、エフフォーリアを高く評価せず、ダービーを除いて一度も本命にしなかった理由は、この配合論に基づいています。余談ですが、ステレンボッシュの祖母は、ディーブインパクトの半妹ランズエッジで、今年の皐月賞に出走するレガレイラとアーバンシックと同じです。この2頭は、母が全姉妹で、サンデーサイレンス3×4、母にはリファール5×4、ニジンスキー6×4があります。クラシックを勝てる配合です。