本日の16時から、美浦トレーニングセンター広報会館1階にて、上記の〝周回ALIS〟(通称アリス)導入に関する説明、勉強会がありまして、参加してきました。
要するに、調教時計の自動計測システムについて、です。
(上記の画像は配布された資料のほんの一部分だけ。赤ペンでの書き込みが増えてしまったので、こんな不細工な形での掲載になりました。申し訳ございません)
私が競馬ブックに入社した頃から、「いずれはそうなるだろう」と言われていた調教時計の自動計測。数年後、坂路で導入され、現実味を帯びましたが、さすがにコース調教ではなかなかセンサーが正確に作動せず、かといってGPSを使ったものでも実用にはいたらずに時間を要した、ということだと思います。
それでも、30年も経つとさすがに技術は進歩しますわな。現在ではICタグをセンサーで読み取る方式でもほとんどエラーがないまでに進化していて、いよいよ、という運びになりました。
それにしても、画像の冒頭にありますように、導入開始日は7月27日(火曜日)、つまり再来週にスタートです。どんなように運用されていくのか緊張感が走ります。
と言いますのも、とりあえずはウッドコースだけに限定された導入ではあるのですが、ことと次第によっては、今後の専門紙の命運がかかっている、という捉え方ができなくもない案件なので…。
これについての経過レポートは、残念ながら別のところでするしかないのですが、発表する場があろうとなかろうと、とにかく追跡検証は行わなければならないと思っています。