馬場状態が芝コースに関しては極端なものでした。特に外回りは極端な傾向でした。土曜日にもそのような兆候はありました。日曜日は特にその傾向が顕著に出ていました。その傾向とは外を回る(通る)と伸びない。したがって内を回り、直線も内が最も良い。これに尽きます。
大体距離ロスのある外が内に比べて若干伸びる馬場が理想です。そうなるとどこを回って(通って)も有利不利がなくなります。今週のマイルCSでも直線で内に各馬が集中したのは、外が伸びない、内だとの騎手の判断でそうなったと思います。
直線の出来事では加害馬に騎乗していた騎手は4週間の騎乗停止となりました。しかし本当の直接原因はこの馬場状態にあったと思います。
今週よりCコースで内は前週よりよくなることは、既成事実です。そうなればそれに見合う中から外を前週より速くしないといけないのではないでしょうか。土曜日の雨でそれも思うようにいかなっかったのかもわかりません。理由は私の範疇では不明ですが、実際のレースではそれが原因で直線後味の悪いものとなりました。特に内に馬が集中していて、しかたなく外を回った馬はそれだけで万事休すでした。外を回りなおかつメンバー最速の3Fを34.6秒で上がってきたガリバルディは、通常なら突き抜けて一着していたと思います。(走破タイムでトップと0.4秒差なので上がりタイムで34.1秒出せば勝てています。)もちろん内をついて不利を受けた馬も、まともなら勝ち負けできていたと思います。ただ裁定は着順変更にに至らずで、入線着順そのままが着順となりました。この裁定も微妙なものです。そうした裁定をしなくてもいいようなどこを回って(通って)も有利不利のない馬場状態を目指してほしいと思います。(もちろんJRAはやっておられると思いますが、GⅠでこの結果はあまりにもオソマツです。)
それでは皆さん GOOD LUCK(TY)