CPU予想(我社)の弱点を敢て告白 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

競馬ブック CPU泣き笑い 

競馬ブックのコンピュータ予想担当者が活用法などを伝授!

 連続6週同一場所開催の夏競馬が先週をもって終了しました。(札幌は開催は第1回、第2回と分かれていましたが、連続です。)

小倉はこの最終週の日曜日は台風の影響による中止が心配されましたが、台風の速度低下、勢力低下により開催できたことは真に喜ばしいことでした。

さてタイトルの我社ファクターコンピュータ予想の弱点ですが、一言で言えば過去に示した各馬のパフォーマンスを数値化したデータとして扱っています。

大きくは各馬の出走したレースでのパフォーマンス。近くでは中間の調教でのパフォーマンス、このようなものよりCPU予想印を作成しています。小倉日曜のメイン小倉2歳SでのCPU予想ですが、◎カシノマスト、○クインズサリナ、▲ドゥモワゼル、2重△テイエムヒッタマゲ、△レーヌミノルでした。レーヌミノルは5番手評価となっていました。どうしても実績が大きく評価される傾向にあります。

◎カシノマストは新馬勝ち、オープン2着、九州産OP1着

○クインズサリナは新馬勝、OP一着

▲ドゥモワゼルは新馬2着、未勝利勝、重賞5着

2重△テイエムヒッタマゲは九州産新馬勝、OP3着、九州産OP2着

△レーヌミノルは新馬戦勝のみです。

実績だけではこのようなものです。あと中間の調教、スピード指数、その他のものもありますが、走っている回数がすくないこともあり、タイム的に飛び抜けたものはありません。

レーヌミノルも走破タイムが1:09:3(1200)と飛び抜けた速いタイムではありません。余力タップリのゴールでしたが、扱うのはタイムのみです。一杯追っていたら何分何秒で走ると分かればそのタイムをデータとして扱えますが、現状分かる術はありません。人間的な感覚では、1.5秒は短縮できるとなりますが、そのような感の世界は現状のコンピュータ予想では扱えていません。

辛うじてオールポッシブルを押さえての△(5番手評価)でした。

このように現状どうしてもこのような今の時期の2歳SのようなレースはCPU予想は苦手としています。

以前よりこの課題があり、長い重い課題として今も残っています。

実績の評価を抑えて、他の項目でもと思いますが、それには現状データ不足です。調教、スピード指数の評価は重めにはしています。レイティングのCPU評価はレイティングが馬の格を表し、実績とよく似ています。よってこれも評価を下げています。今後もっとより考察を重ねてよりよいものを発見して採用したいと思います。(現状新馬戦のCPU予想は別方式です。それとのハイブリッドも選択肢の一つと考えています)

なにせ当てないと、私自身に対する評価も下がります。現実は厳しいです。


それでは皆さん GOOD  LUCK(TY)