開催替わり第一週目の各場の傾向(特に例年と違う小倉) | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 新潟、札幌に関しては(芝)ある程度予測通りの結果であったと思います。特に新潟芝は距離ロスとなっても外がよく伸びます。その逆をついての内ピッタリでの好走もありますが、前半のペースが遅かったりとか、ペースの助けがないと思うようには行きません。通常は直線は中から外がいいようです。

逆に札幌は直線では距離ロスのない内がいいようです。

さて問題は小倉芝です。

開幕週の芝でもあり、内の先行馬が有利と例年の傾向より考えていましたが、特に初日の土曜日は外差しが多く決まりました。特に特徴的な傾向は上がり3Fのタイムがメンバー最速の馬が必ず1,2着くる法則です。

例外は9レースの不知火特別です。これは我社推定タイムが1460でしたが、勝ちタイム1479と1.9秒も遅いタイム決着となりました。こうなると前目に位置して距離ロスなく走った馬がきます。最速上がりを出しても届きません。このレースは例外でした。

その他の土曜日の芝レース全てが直線グイグイ伸びたメンバー最速上がりタイム(3F)を出した馬が1,2着していました。決まり手としては外差しが多く決まりました。

2日目日曜日はその傾向は薄れて前目で距離ロスなく走る馬が上位にきていました。特に小倉特有の走法といえる直線でのみ脚(ラストスパート)を使うのではなく、4角随分手前よりスパートして、4角を回ったところでは先頭に立ち、そのまま押し切る競馬がよくありました。特に武豊騎手はこのパターンが得意なようでよく決めていました。関西テレビの競馬放送のゲストとして出演していた元騎手の佐藤哲三さんが、特に第一週(開催替りの)第一日目は小倉では芝馬場内は堅く、走りにくく、外差しが決まるといっていました。(日曜日にもその傾向が続く時がある)。最近まで小倉芝で走っていた騎手なので、信頼度は高いです。次は憶えておきたいものです。

このように小倉芝も例年通りの前目の距離ロスなく走る馬が上位入線しやすい傾向になると思います。極端なスローペース及びハイペースでは、そのことをレース中に読み取っての位置どりをした(出来た)馬が上位にきます。これをレース前にある程度推測できればいいのですが、なかなか難しいものです。



それでは 皆さん  GOOD  LUCK(TY)