先ずは、西阪神のチューリップ賞(3日目、土曜11R)。速いタイムが出る馬場状態であったと思われますが、それにしても1分32秒8は速いタイムです。上がり3Fも1,2着馬は33.0秒と非常に速いものでした。戦前ではメジャーエンブレム一頭が抜けている牝馬クラシック展望でしたが、このレースで一気に、メジャーエンブレムに勝てるかもわからない馬の出現です。メジャーエンブレムと同格と見ました。その馬は1着したシンハライト。それとハナ差2着のジュエラーです。また3着のラベンダーヴァレイも3着以内の権利をどうしてもとりたいレース運びで、前目の積極的な位置にいて、直線も内をついて、しっかり伸びました。この馬も本番では面白い存在となります。まだトライアルはありますが、現時点では牝馬クラシックは混戦となる模様です。また東中山の弥生賞は2歳チャンピオンのリオンディーズをマカヒキが差しきり、1着となりました。これでサトノダイヤモンドとマカヒキ、リオンディーズの3強になったと思います。(牡馬クラシック)リオンディーズは兄のエピファネイアがそうであったように、道中掛るところがあります。そこで力を使い、ゴール前で差されてしまいました。これをなんとか克服しないと本番でも苦しいと思います。(馬脚は素晴らしいものを持っています。特に後肢。いや股関節回りの筋力は凄いものを持っていると思います。)それに比べてマカヒキはスタートこそ遅いですが、掛るところがなく、ポジションを徐々に上げて集団に取り付いていました。直線はしっかり伸び、リオンディーズを差しました。繋も長く、そのかえしもよく、いい脚を長く使えそうな、走法です。全姉のウリウリが、どちらかと言えば、短い距離の実績があり、距離の心配はありますが、2000㍍までは、少なくとも大丈夫な走法と実績を得たことになりました。それとレース巧者のサトノダイヤモンド。クビをグッと下げぐんぐんと伸びやかに走ります。まだ牡馬トライアルもあり、この3強に仲間入りする馬が出るかもわかりません。すこし難しいと思わせる現時点での3強です。(この3頭は相当強い)牡馬牝馬クラシックともにワクワク感が増しました。個人的にはこのブログで私の期待馬として戦前にチューリップ賞が3着したラベンダーヴァレイ。弥生賞が勝ったマカヒキとしていました。まことに良かったと思える結果となりました。余談ですが、日曜日の弥生賞前の中山10Rでは金子真人HD㈱のブチコが1着。また11Rの弥生賞も同馬主のマカヒキが1着。その後の阪神12Rでも、同馬主のオヒアが1着。その直前の小倉12Rではレトロロック(同馬主)が、これまた一着となっていました。私も阪神12Rは、この法則でバッチリでした。このようなこともあります。もちろん偶然だとは思いますが、その偶然も現象として捉えることも、時には必要だと思います。
それでは 皆さん GOOD LUCK(TY)