ジュライSは例外的な展開であった。 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 先週究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)の実践紹介として、このジュライSを分析したものをこのブログに掲載しました。

ことダートの中距離は大体いつものペース(究極分析における)で進むことが多いと書き、それに沿った勝馬考察における究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)を紹介しました。しかし先週のジュライS(中京6日目11R)は、例外的なものとなってしまいました。

レース前半3Fが36.7秒で後半3Fが38.5秒でした。勝ちタイムもヤヤ重で1.51.6秒とオープンクラスとしては、約1.5秒遅い決着となりました。典型的な前潰れのレースとなりました。

ホットコーナー指数で約4.0前後が過去レースでの上位入線馬の数値です。それが今回は1着(サウンドトゥルー)が過去に示したパフォーマンスの数値が11.4で、2着のナリタポセイドンが11.3、3着のベルケンクライが8.9と4角位置取りから求めるホットコーナー指数としては、とても大きな数値の馬が上位入線しました。このホットコーナー指数からも、前潰れのレースとなったことがわかります。

典型的な逃げ馬がいない今回のケースでは、前半スローで前残りになるか、オーバーペースとなり前潰れとなって後方待機馬が上位入線する場合の2通りの例外的なペースが考えられます。今回はその内の後者となりました。

ホットコーナー指数の使用方法として、過去の上位入線馬と大きく違う数値を持っている馬どうしで決まるケースとなってしまいました。

確率的には、今回のようなケースは少ないですが、それも出走しているメンバーにより考える必要があることを、私自身も痛感させられました。

前回このブログで紹介したのが、過去と同じようなペースになること想定したものです。出走他馬と違う数値を持っているものは、ペースが例年と違うものとなれば浮上してきます。ほんとうに競馬は難しいです。また機会があれば、例外的な究極分析(ホットコーナー指数とゴールデン比率)の使用法も実践紹介したいと思っています。


それでは   皆さん   GOOD LUCK(TY)