上半期の総決算(グランプリ宝塚記念)は決めたい | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 本年も早いもので、1月からの上半期の総決算のレースであるグランプリ宝塚記念が今週あります。ここらで一つ、ガツーンと、いやビシッと決めたいです。(あくまでも個人的なものです。)本年は過去2年の優勝馬ゴールドシップが悲願の天皇賞春制覇しても参戦です。断然の一番人気でしょう。この馬が中心です。以前このブログで書きましたが、この馬は車に例えると後輪駆動車であると書きました。その為前半平坦か下りでは、速力が極端に出ず、後手後手にまわり、敗れ去ることが、よくありました。それが先の天皇賞春では、あまりよくないとされる上り坂(エネルギー消費量が非常に多く、スタミナ切れかもしくは、筋肉疲労が多く、それ以後速く走ることが出来なくなる傾向がある)で加速して、グイグイと前に位置する好位まで、行っていました。まさに私の考える後輪駆動車の特色(これがゴールドシップの特色)を発揮した最高のパフォーマンスでした。もちろん良馬場発表ではあるのに、その日は朝から重、やや重のタイムの芝では遅いタイム決着となっていました。確かな理由はわかりませんが、タイムが出ない馬場状態も、ゴールドシップにはよかったと思います。横山典弘騎手は、過去にもそうした個々の馬の特色を十二分に把握しての好騎乗がよくある騎手と私は理解しています。してやったりのレースであったと思います。この阪神はホームストレッチがゴール手前190Mから70Mまでが上りです。2200M(芝内)は4角のポケットからのスタートです。ですのでスタートでも上りを走り、最後の直線でも上りを走ります。ゴールドシップ(後輪駆動車)にとっては、まことに相性のよいコース、距離です。それが過去2年このレース勝利で証明済みです。年齢的な衰えはあると思います。(6歳)さて他の馬でこのゴールドシップを負かせるのはと考えると、対戦していない馬に未知の魅力を感じます。その中で牡ではトーホウジャッカル(昨年の菊花賞馬、私の中では2014年の中央競馬内ベストレース)。牝ではヌーヴォレコルト(本来は中距離馬と思う)の4歳馬に私は期待しています。


  それでは 皆さん GOOD LUCK(TY)