本年の4歳降級馬はどうなのか(一週終えて) | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 皆さんも御承知のように、2006年よりルール改正となり、この3歳以上の競馬が行われる時期(裏を返せば2歳戦が始まる時期)の第一週目の競馬より、条件(クラス)を決める収得賞金を4歳馬は半額処理を行うことが、JRAの規則で決まっています。初年度の2006年は4歳以上の馬全てでした。それ以後2007年からは、本年と同様の4歳馬のみです。これによりそれ以前は3歳500万下、4歳以上1000万下なる条件が一律に3歳以上500万下となり、勝てば必ず1つ上の条件(500万なら1000万に、1000万なら1600万に、1600万ならオープンに)に上がる収得賞金加算方法となりました。その為にこの時期に4歳馬の収得(条件)賞金を半額とする処理になりました。以前より(2005年以前)分かり易くなりました。(勝てば必ず上位条件)このことを巧く実現する手法として、この時期に4歳馬の収得(条件)賞金を半額にすることは、降級馬を産むことにもなりました。実は2005年以前も3歳500万下、4歳以上1000万下なる条件の括りでも、4歳馬はこの時期降級馬となっていました。(なった馬もいた)それがより明確になりました。(それまでの収得賞金を半額。以前は実質それ以前も以後も半額加算となっていました。)よって4歳降級馬は勝つまで降級馬となります。(2007年以降)またこの時期より3歳馬が古馬の括りとなり、4歳以上の馬と一緒に走ります。(場合がある)3歳馬のアローワンスはこの時期はマイナス3㎏です。(この時期のオープン戦以外の平場)この500万下クラスから1600万下クラスでは、3歳馬と4歳降級馬が一緒に走ることがあります。この比較が例年非常に難しく、悩む時期です。その一週目が終了しました。結果を見ると(勝馬だけの考察、確実に他の要素が入るハンデ戦は省く)先週3歳以上の500万下から1600万下のレースで3歳馬も4歳馬も出ているレースは17鞍ありました。(先に書いたようにハンデ戦は含んでいません)その内4歳降級馬の勝利は8回、3歳馬勝利が7回。4歳降級で無い馬が1回。5歳以上が1回の内訳です。能力比較などをしないで、この結果からは4歳で降級で無い馬及び5歳以上の馬は大きな割引が必要です。3歳馬と4歳降級馬の比較ですが、回数では1回4歳降級馬が多いですが、出ている頭数を考えると3歳馬の方が率では上です。これよりの私の結論は、3歳馬は能力ありとなれば必ず買い(メンバー中)4歳降級馬はそれ以外の4歳降級で無い馬及び5歳以上の馬と比べれば明らかに実績あり。よってこれも能力ありとなれば必ず買いと先週の結果からはよめます。本年は特に3歳馬がよく勝っています。例年とはそこが違います。3歳馬が一番>少しの差で4歳降級馬>大きく離れてそれ以外の馬が先週の結果です。各馬の能力比較のみで勝馬考察できれば、それに勝るものはありません。同じ位かな。比較できないとなれば、上記の傾向を勝馬考察に使用するのも一つの方法だと思います。まだ一週しか終わっていません。傾向は変るかも分かりません。それにも注意が必要です。


それでは  皆さん  GOOD LUCK(TY)