菊花賞回顧 | 競馬ブック CPU泣き笑い 

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 勝ちタイムは3.05.2秒でした。これは不良でのタイムとしては破格に速いタイムです。通常はやや重、もしくは良馬場の少し重い馬場ぐらいのタイムです。勝ったエピファネイアの性能の高さがわかります。5馬身差の大楽勝、完勝でした。レースとしてはバンデが先頭、2番手がネコタイショウ、少し離れて早々とエピファネイアの追走と前はなり進行していきました。そして半数ぐらいの出遅れ組みは後方となりました。特に2番人気に支持されたマジェスティハーツは最後方となりました。(これも作戦か)レースのペースとしては前半3Fが37.2秒で1000㍍(5F)が1.01.2秒とこの馬場にしては速いペースでした。ラップも13.0-12.5-11.7-12.3-11.7。とまことに澱みのないペースでした。それ以後の中盤1000㍍から2000㍍までが1.03.0秒でやや遅くなりましたが、1F平均で12.6秒と、この馬場としては、少し速いペースで進み、尚且つあまり緩急のないペースでした。 そしてその後12.8-12.1となり、レース上がり3Fが36.1秒、4Fでも48.2秒と、この馬場としては、まことに速い澱みのない平均ペースでレースは終始進行して、ゴールとなりました。長距離の良馬場でよくある直線ヨーイドンとはならず、血統的な長距離適性も必要なレースとなりました。例年2着馬は後方よりの追い込み馬がよく来ていたレースです。しかし本年は4着までの馬は全て4角で4番手以内の馬となりました。逆に言えば、その4頭の順序が変わっただけで、1着~4着となりました。(前に位置した馬で決まりました)今回は不良馬場であったことも、前々の馬で決まった原因の一つだと思います。この馬場では、きれる脚は使えません。またボストンハーバーをブルドメアサイアー(極端な短距離血統)に持つマジェスティハーツは13着に沈み。リダゥツチョイスが父(マイル型)のフルーキーは6着が精一杯でした。血統的にも長距離向きでないと、上位にはこれない(少なくと3着以内)展開、ペースのレースとなりました。勝ったエピファネイアは、なんとか最後の直線までかかるのを我慢しての勝利でした。これからの前途は洋々です。おそらく日本で最強の馬となり、歴史に残る馬になると思います。本当に強い競馬でした。私の中では、海外へ行って戦って欲しい一番馬となりました。


それでは  皆さん   GOOD LUCK (TY)