動画配信(我社無料の)で紹介したコンピュータファクター予想は2番手(○)評価のフォーエバーマークが1着で4番手評価(2重△)のストレイトガールが2着で一応推奨馬単ベースでは当たりでした。惜しくは3着が無印のシュプリームギフト(総合評価7番手)が3着となり、推奨3連単は当たらずでした。このブログでも戦前書きましたが、今の函館芝は過去に示したパフォーマンス評価に加え当日の馬場状態の適性が非常に関与します。このレースでも勝ちタイムが1.11.7秒と馬場状態がやや重にしては非常に遅く、通常の重、不良と比べても1秒は遅いタイムです。この夏の函館は6月より連続11週目がこのレースの週です。内柵が現状C(内より7M外に柵)ですが、それでも全体の傷みはあります。ご存知のように、この函館芝は洋芝オンリーです。その傷みは通常の傷み(野芝のある)とは違うようです。野芝でしたら根が強く、地面から剥がれると、ある程度その部分は大きく剥がれます(そもそも剥がれにくいですが)。なので部分補修も容易です。しかし洋芝の場合は根がほとんど無く、野芝のように横に広がりません。したがって剥がれる感しではなく、押し潰されて、引き抜かれる感じです。実際の洋芝の状態(競馬場)を近くで肉眼で観察なり、触ったりしていないので、確実ではないですが、そのような印象を持っています。この状態で雨が降り、重馬場となる状態で馬が走ると、田んぼに植わっている稲の苗の上を走るような状態になるのでしょう。たとえ芝は剥がれなくとも、ぐちゃぐちゃの状態だと思います。先週(札幌記念の週)が重で雨中決戦のレースがありました。懸命な補修はされたと思いますが、悪い状態でこのキーランドCの週になり、この週も雨模様で当日も雨が降り悪くなりました。雨量は少なくやや重ですが、例の滑る走りにくい重馬場となりタイムがかかりました。こうなると滑る重馬場が巧い馬が、必ず上位にきます。その典型的な例が3着のシュプリームギフトです。この馬はおそらく通常の重馬場は不得意だと思います。今回は少しはよい最内を道中走っていましたが、それでも滑る馬場の影響は受けます。おそらくこの馬は他馬に比べて、その影響が非常に少ない馬なのでしょう。逆説的にいえば、滑る馬場が非常に巧い馬です。このブログでも書きましたが、その見極めは繋が長く、立っていること。それと今回のような馬場で行われた、その結果をデータとして記憶することです。(先週も同ケース)このように対処する以外に手はないと思います。あと一週函館があります。少しでも重になれば、滑る馬場かどうかの判断をして、勝馬考察する必要があります。
それでは 皆さん GOOD LUCK (TY)