前回はインサイダーオッズ理論の触りを紹介しました。その他にも競馬オッズ理論はたくさんあります。今回は買い目考察に影響を与える分布論について少し説明します。分布論にも色々なものがありますが、もっともポピュラーな分布論を単勝オッズを例にして説明します。一頭だけが一倍台のオッズで2番人気以下が10倍以上ある場合を想定します。これは大多数の人がその一頭が抜けて勝つ確率が高いと判断した結果です。単勝は安いですが、馬連になれば総じて高配当です。(馬連人気が分散する)このような時は馬連に妙味があります。このようにオッズ分布より買い目を考えると考えられる期待値的な配当よりも高配当を得ることが出来ます。もちろん当たらなければ、どうしようもないですが、このようなオッズ分布を見て、買う馬券の種類や、買い目を考えることは、馬券戦術上は重要だと思います。馬券を年何千点、何万点を買っていると、当たりもあれば、ハズレの時もあります。最終的には回収率が問題になると思います。よって一点、一点配当を吟味することは、本来必要です。但しその作業は競馬予想とはかけ離れた退屈なものです。はたしてどうかの問題があります。今回は分布論のさわりを説明しました。
それでは 皆さん GOOD LUCK (TY)