昨日土曜日は前日、前々日などの長雨の影響で、ダートは不良、重。芝はやや重、良でした。本日はそれ以後雨の予報はなく、昨日段階では、パンパンまでは、いかなくともまあ、まあの良馬場を想定していました。その為このブログでも、それを想定した予想を掲載しました。しかし本日雨が降り、まったく無意味なものとなってしまいました。申しわけありません。天気も予測できないものは競馬予想はできません。今思えばどちらの予測(良、重)も掲載すべきでした。反省しています。雨が降ることをまったく想定していませんでした。まことに失礼しました。
話しを戻しますが、昨日の後半の芝は良発表でしたが、タイム的には平均勝ちタイムベースで比較すると、約1.5秒ほど遅いタイムとなっていました。本日の日曜日は芝は良、ダートはやや重でのスタートでした。1レースの芝は平均勝ちタイムより、約0.5秒遅いタイム。2レースのダートは同基準で約0.5秒遅いタイムでした。この後3レース前より雨が降り出しました。そして4レース芝のレースでは、良馬場発表にもかかわらず約1秒遅れ。5レース芝では平均勝ちタイムより約3秒も遅くなりました。(良発表、しかし雨は降り続いていました。)その後6,7レースの時は雨は止んでいました。しかし8レース前よりまた降り出し、10レース芝2000メートルの競馬でも勝ちタイムは平均勝ちタイム(同条件同距離の良馬場)より約3秒遅れでした。そしてこの宝塚記念前にやっと雨は止みました。しかし依然として馬場状態の発表は良でした。本日の芝レースは全て良発表でした。しかし実質的には芝は重、ダートは重から不良へとタイム的には移行していたと思います。(3レース以降より徐々に重、不良にタイム的に推移して行った。)それを示すようにダート競馬では、3レース以降は全て逃げ馬が1,2着しています。(最終12Rのみ1,2番手が入れ替わりゴールしました。他のレースは全て逃げた馬が一着です。)このような極端な結果が出ていました。それを反映するように、逃げる可能性のある馬はダートの後半レースではとても人気していました。結果もその通りでした。ダートは逃げる馬を当てることが勝馬を当てることになる。競馬としてはまったく面白くないものでした。これでいいのでしょうか。芝も馬が走って地面を蹴り上げると、湿った重い土の塊が後方に落ちる。まったく酷い馬場であったと私は思いました。10R(尼崎S)の勝ちタイムが2.02.6秒で約3秒遅れ(同条件良の平均勝ちタイム)であったので、この宝塚記念も約3秒遅れと考えると2分13秒台かなとレース前は思っていました。結果2.13.2秒と重、不良のタイム決着となりました。しかしJRA発表は良です。この良、やや重、重、不良の馬場状態発表はなんの意味もありません。タイム指標にかえるべきです。(通常の平均勝ちタイムより何秒遅い、速い等の事前予測表示)ちょっとレース回顧から話しがそれてしまいました。戻ります。
勝ったゴールドシップは、このタイムがかかる馬場が大きな味方となりました。戦前には(昨日)私も雨は降らず、さほどタイムを要しない良馬場を想定していました。しかしタイム的には重馬場となり、この馬の勝機が大いに増しました。この馬はタイムのかかる芝馬場では、日本で一番です。敵無しです。2着も重上手のダノンバラードが入りました。この馬も前に行ける重上手、それのみで2着したようなものです。この重馬場がモロに応えたのが3,4、5着馬でした。3着のジェンティルドンナは斤量56キロがこの馬場では応えていました。4着、5着馬は重馬場はまったくダメでした。両馬ともフォームがバラバラでした。まったく直線グイと伸びませんでした。この両馬は重は相当マイナスです。勝ったゴールドシップは本当に強い競馬をしたと思います。しかしもっといい馬場での決着を望みます。それとJRAの馬場発表は一考の余地があるのではないでしょうか。(阪神ダートの重馬場競馬も)
それでは皆さん GOOD LUCK (TY)