勝馬検討するにあたってそのレースの過去の傾向(狭義、広義の両方)及びコースの特性を把握することは必要です。
またそのレースの位置づけも考える必要があります。
但しそれが重要な決め手となる場合もありますし、まったく無関係な結果となることもあります。
一言で言えば役に立つ時もあるし、全く役に立たない時もあります。
そこで私は一般論としています。
私の中では小説等の本を読むことにあたると考えています。所謂無用の用です。そのように解釈しています。
知らないよりは知っている方がいいよ。そんな位置づけです。
明日5回京都2日目11Rで施行されるG3のみやこステークスは以前はトパーズSでした(単なるオープンR。施行日は11月20くらいで今より遅め)。
みやこSと改名され阪神で行われるJCダートのステップレースとなりました。
東の武蔵野Sにあたるものとなりました。関西圏なのでよりJCダートの前哨戦となっています。みやこSとなって本年で3年目です。
過去の勝利馬は第1回がトランセンド(後にJCダート勝ち)。第2回がエスポワールシチー(その年のJCダート3着)。真にJCダートに直結したレースとなっています。
京都1800㍍ダートは第1(最初の)コーナーまで約280㍍しかありません。
その1コーナーに入るまでの位置どりが重要です。外に回らされると非常に不利です。単純には外枠の逃げ、先行馬は不利です。
しかし一気に行ききる脚があれば外枠でも不利ではありません。
確率的に1枠の逃げ、先行馬が有利です。過去実績からも1枠は連対率が他より少しいいです。しかし決定的要素とはなっていません。
脚質的には、通常のダート同様に逃げ、先行馬が有利です。
しかし今回のようなオープンクラスでは自在に動き、向こう正面辺りから、速く動く馬がでて、ペース自体が速くなり、差し馬が台頭することもあります。
一応は逃げ、先行が有利といえます。
このような一般論が通用しないのが競馬です。
あくまでも確率論としてです。
それとこれも一般論ですが、後入れの偶数馬番馬が1着になる確率がこの京都1800ダートでは多いです。
確率論的な狙い馬は京都1800ダートでは馬番が2、4、6、8番となります。
これはあくまでも過去例からの確率です。少し頭の片隅に入れておいてください。
勝馬検討で、最後の取捨選択に困った時に決め手として使用されるのが得策だと思います。
今回はあくまでも一般論の話としておきます。
それでは皆さん GOOD LUCK (TY)