昨日は秋でしたが、一転して今日は夏に戻ってしまいました。
風邪と熱中症の両方に気をつけてください。
それでは昨日の講義の確認をしておきましょう。
【昨日の講義内容】
1.原価基準、減損処理および時価基準
(1)原価基準
決算時において、取得時の原価のままで貸借対照表に記載する基準。
※償却原価(取得原価≠額面)を含む。
(2)減損処理 (評価損のみ)
決算時において、取得時の原価よりも時価が値下がりした場合のみ、
時価に再評価して貸借対照表に記載する基準。
(3)時価基準 (評価損 or 評価益)
決算時において、取得時の原価から時価に再評価して貸借対照表に
記載する基準。
2.日商簿記検定2級第3問
最近の検定試験の第3問は、「精算表」と「本支店会計」が交互に出題さ
れています。
(1)精算表(決算予備手続き)
貸借対照表や損益計算書を作成するための下書きに相当するものが
精算表です。よって、精算表を出題することは貸借対照表の作成問題
や損益計算書の作成問題を出題していることと等しいことになります。
(2)本支店会計
コンピュータ会計によって2級で扱う本支店会計は、学問上だけの問題
と言わざるを得ません。が、連結会計(1級)につながる部分があること
から、2級で出題されていると考えます。
もう少しで登場しますので楽しみにしていてください。
3.精算表 〔注意〕仕訳を前提としないでください。
(1)繰越商品
試算表借方:期首商品 → 貸借対照表借方:期末商品
※商品評価損および棚卸減耗損
(2)仕 入
期首商品 + 当期仕入 - 期末商品 = 売上原価
(3)売上債権(受取手形と売掛金)
期末売上債権残高 × 貸倒実績率 = 貸倒引当金
貸倒引当金 - 試算表残高 = 貸倒引当金繰入
※貸倒引当金戻入は、過年度遡及会計によって今年の4月1日より
1級の出題範囲となりました。
毎年行われる法改正によって、毎年出題範囲の改訂が行われます。
気をつけましょうね!