小説『蜜蜂と遠雷』 | 三宅エミのライターズノート

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音楽祭オープニングに向かう前、
国際ピアノコンクールがテーマの、
長編小説を読んでいました。



恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』。


映画化されて、ご存知の方も多いでしょう。
わたしは、バレエ仲間からおしえていただき、
初めて恩田陸さんの小説を、
拝読しています。

全編4分の1あたりを読んでいるところで、
国際コンクールに臨む面々の履歴紹介、
関係性について、
把握する段階です。

どなたが優勝するのかしら。
物語の先は長いのですが、
既に、あたりをつけて、読んでいます。
書き手目線で、展開を想像し、
物語構造を分析しながら、
読んでしまっています。
それが、当たるのか、当たらないのか、
展開は、どちらに転ぶのか、
楽しみです。

この後、新刊のバレエ小説を読むので、
先だって、音楽小説を読んでいて、
恩田陸さんの描き方が、
両者どのようにちがうのか、
知るのが、また楽しみです。