大規模イベント自粛の昨今、
自主イベントは予定どおりに敢行されているところも、
わりとあるみたいですね。
そのひとつが「美の種」ダンスメンバーの全3回公演。
夜公演を鑑賞してきました。
(最終日は満席らしい)
*前列真ん中で観ながら、わたしも龍と踊りたくなりました。ブルースさん、振付してください、笑。
ニュージーランド出身のブルースさんと、
金沢*町屋塾主宰の宇都宮千佳さんとの出会いが、
数々の舞いを生み出して、
精力的に公演されていたその頃、
鑑賞したことがありました。
不思議な世界観でした。
言葉のない舞いの意味を理解することより、
表現世界をそのまま感じることにしました。
今回は2002年や03年作の再演作品がメインです。
時代の変化や、外国人独特の日本観を、
濃く感じました。
さらに、お二人が「美の種」で出会った、
”ダブル裕子さん”が今回ご出演。
ブルースさんの振付けのダンスと、
自作を披露され、
新たな出会いを過去に加えた”今”が、
表現されました。
”今”といえば、そう、この日、
たくさんの龍雲を目撃しましたが、
演目の中に龍が登場したのです。
わたしも大好きな建仁寺の天井画を、
宇都宮さんが作品にした、龍の舞。
曲も振付けも、
どこか懐かしい感じがしました。
宇都宮さんには、わたしの最初の個展で、
銅版画の龍と舞っていただいたので、
その記憶もよみがえって、
懐かしさは、その時につながっていたのかもしれません。
*こちらのリュウTシャツ原画とコラボしていただきました。
過去を振り返ることは、
水星逆行期間の得意テーマです。
今公演のテーマも、
ただいま、水星逆行の真っ最中に、
ふさわしかった気がします。