『ちょっと気になる子育ての困りごと解決ブック』─圧倒的情報量で最適なアプローチ法を伝授 !
加藤紀子
大和書房 2022年9月5日
「授業中に立ち歩く」
「ゲームばかりしている」
「すぐ手が出てしまう」
など、親から見た子どもの困りごとの理由や背景を解説し、家庭でできるはたらきかけを提案。
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・忘れ物で困っているのは子ども本人ではなく保護者であることが多い。手出しせずに見守ることで、早めに子ども自身に実際に「困る」経験をさせる方が良い。
・不登校=「うちの子の人生は終わり」ではない。無理に行かせようとして事態が深刻化することも多い。子どもが現時点で一番安心できる状況は何かを考えて対応するのが良い。
・雑すぎて読めない字を書く子どもも、きれいに書くことにこだわりすぎて書くのが遅い子どもも、目指す目標は「読める」文字を「すばやく」書けるようになること。
・「頭がいい」「賢い」など、結果や才能を褒められると、子どもは失敗を恐れて不正行為をしやすくなる。「よく頑張ったね」「集中してたね」など、努力の過程を褒めるようにしよう。
・子どもが勉強する時は側に座って見守るようにし、学習のつまずきや苦手を洗い出し、克服の手助けを。
・子どもは「今」を生きている。今幸福でなければ、将来に夢や希望は持てない。自由に過ごせる時間は確保し、「必ずやることをいつやるか」は本人に決めさせる。
・「ユニバーサルデザイン」のせいもあり、手先が不器用な子どもが増えている。苦手意識を植え付けないよう注意しながら、手先を使う機会を増やそう。
・言ってわからないなら、視覚的なサポートを取り入れるなど、指示が通りやすい工夫を。
・発達障害や不登校など、生きづらさを抱える子どもたちの間にも成長差はある。周囲の大人がそれぞれの特性を理解して見守る必要がある。
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子育てのさまざまな場面に注目し、
「親にとっての困りごと」
として保護者側から見た子どもの問題や困りごとを示し
↓
「ボクのわたしの頭の中」
として、その問題や困りごとが起きている子ども側の理由や事情を説明、さらに
↓
「How to レスキュー」
として保護者ができる具体的な対応やそのポイントについて提案するという形をとっており、非常にわかりやすく、
「ちょっとやってみようかな」
という気持ちが湧いてくる。
子育てに正解はない、王道はないと言われているし、一度決めた方針を簡単に変えてはいけないとも言われるけれど、「いつものやり方」で上手くゆかず、行き詰まってしまった時にこのような本に出会えると、視点や発想が変わってありがたい。
As introduced by @ I encountered an interesting book about parenting. There are various kinds of “why” raised in child-raising with detailed explanations and helpful advises. If you are now struggling from child care, the answer might be here.
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