近年、竹書房怪談文庫が月に5冊出るようになり、うれしい悲鳴をあげている。うれしいのだが社会人となり仕事が佳境に入っているため、なかなか読む時間がとれないのである。
本書は積読してしまっていた一冊で、読めばしみじみとした怖さが輝きを放っていた。
個人的に印象的だったお話を下記に。
公衆電話 異形のビジュアルが不気味。霊なのか、それとも何かの妖怪なのだろうか…?
エメラルド地蔵 こういう怪異なら見てみたいかも。
今の嫁です 全編、異様な雰囲気に包まれた怪作!
ユリとエリ ええ話…なの?!人の心はミステリー。
庭の男 ほのぼのだったのに…ラスト衝撃!