エブリスタ・編「街角怪談 噂箱」 | 読書日記PNU屋

エブリスタ・編「街角怪談 噂箱」

街角怪談 噂箱 (竹書房文庫)
エブリスタ編 閼伽井尻 ガラクタイチ さたなきあ 砂神桐 東堂薫 松本エムザ 三石メガネ 三塚章
竹書房


 エブリスタ発のホラー文庫も冊数を重ねるうち、記憶力の鈍い私でも、印象的な作品をものする何名かの著者の名前を覚えることができた。本書はそんな、選り抜きの著者らによる競演作である。

 少し設定が無理めな作品もあったけれど、ホラー好きなら許容範囲内か。


 私的に好みだったものを下記に。


ガラクタイチ/予約 オチは予想できてしまうものの、若さゆえの愚かしさと取り返しのつかなさが苦い余韻残す。


閼伽井尻/拍手 いかにもホントにありそうで、ぞくり。


東堂薫/交差点の話 青春のドキドキのち、ほろ苦い味わい。
同/女のいない店 人体からはなれたとたん、なぜこんなに気持ち悪くなるのだろう?●の●は。想いがそれぞれ違う場所に降り掛かっているのが面白い。


さたなきあ/何時ですか? オカルティック・テンションが素敵。じらしのテクニック。