【映画】エヴァンゲリヲン新劇場版:Q | 読書日記PNU屋

【映画】エヴァンゲリヲン新劇場版:Q

Shiro SAGISU Music from“EVANGELION 3.0”YOU CAN(NOT)REDO.

 エヴァQを見に行ってきたわけだが…なんという鬱展開。
 前回の「」が躁展開っていうかポジティブだったのに対し、今回は打って変わってダークになり、シンジもTVアニメ版もかくやとうじうじして、フラストレーションがたまりまくったよ!! でも、あのオカタが「また会える」って言いよったから、諦めずに自回も見るよッ! 
 ていうか、あのラストの記号なんだよッ! はァ? リピート記号? ま た ル ー プ か っていうか音楽に疎い人間にはわからないじゃんかよーーーッ!!! ああイライラした。




 ネタバレ感想については、こちらのブログの感想にほぼ同意。
http://poquora.blog121.fc2.com/blog-entry-875.html


 これはインフォームド・コンセント不足だろうと。全てはミサトさんの説明不足が招いた悲劇だと思うね。

 しかし、物語展開が強引なのは疑問。『世界の命運を握っている人を、罪人だからとはいえ、あんなに邪険にするものだろうか?』というのが、すごく疑問。厳重に管理しようとしてる割には、アッサリさらわれるのも疑問。
 カヲルくん大活躍はファンとしては嬉しかったが、シンちゃんを猫かわいがりで見ていて恥ずかしいほど。腐女子には大うけと思うが、誰得な場面が長々と続いたなあ…。
 首輪は予想通りの結末に。信頼を得るために一度は付けなければならなかったとしても、その後はゲンドウにでも付けておけばよかったのにw

 二人で槍を手にするシーンは、古事記の国生み神話を彷彿とさせたなぁ。天沼矛で混沌をかきませて国土を創るヤツ。あれは、男同士だからダメだったんじゃないかなあ。アスカとなら上手くいったのかも?

 まあ、CGがヌルヌル動き過ぎで見ていて疲れた。もうちょっとメリハリというか、ずーーーーっと動き続けるんじゃなくて、緩急とかタメとかあった方が好きだなあ。「破」はその点良かったんだけど。CGも過剰だとゲームちっくになるから、もうちょっと古き良きアニメくさい画面だといいのに。

p.s.実写版はあまり好みじゃなかったな。犬とかあからさまにニセモノすぎて…。