直木賞受賞作品。
この小説を原作にした映画は、モスクワ国際映画祭でグランプリを受賞し、
高い評価を得ている、らしい。
僕が読み終えた感想としては、
うーん・・。
僕には合わなかった。
胸やけしてしまった。
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なんというか、
天ぷらを食べ続けたような感じ。
味付けを変えたり、
いい油、いい素材を使ったりと、
天ぷらの中では上質なんだけれど、
やはり天ぷらは天ぷらなわけで、
食べ続けるとしんどくなる。
胸やけ。
言葉、表現には、プラス・マイナスがあると思う。
そこに喜びがあるのか、憎しみがあるのか、
嬉しさがあるのか、苦しみがあるのか。
視点となる人物が抱く感情で、表現は変わる。
この小説はといえば、憎しみや苦しみに満ちていた。
たとえば、「赤黒い舌」だったり、「踏み潰される煙草」だったり。
どこまでもグロく、これでもかと「異様さ」が押し出される。
それでも読む手を止められなかった不思議。
過去にどんどん遡っていく文章構成がよかったのかもしれない。
主人公の感情の理由が知りたくて、そしてどこかに救いを求めて、
読み続けた小説だった。
個人的には、あまりお勧めはしない。
もし手に取る場合は、
ある程度、心に余裕があるときに読むことをすすめます。
本日も、居酒屋本屋にご来店いただきまして、
ありがとうございます。
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