はるか昔に地球から追放された邪神！ その世界に踏み入れたもの、2度と戻れること勿れ！
◇ラヴクラフト全集 2◇ The Case of Charles Dexter Ward and other Stories-
H・P・ラヴクラフト 宇野利泰 訳
太古の昔、全宇宙を支配していたという邪悪な神々――悪夢のようなクトゥルフ神話を生んだ鬼才ラヴクラフトの全集第二巻。宇宙的恐怖にみちた暗黒世界への鍵ともいうべき作品「クトゥルフの呼び声」「エーリッヒ・ツァンの音楽」魔神の秘密を知った青年を襲う恐るべき出来事を描いた傑作長編「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」を収録。
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1.クトゥルフの呼び声
(The Call of Cthulhu)
……1926年の冬。大叔父エインジェルの死を受けたぼくは遺品の中に人目に触れないように封印された箱があるのに気がついた。その中に入っていたのは異質な文字が書かれた浮き彫りで……
2.エーリッヒ・ツァンの音楽
(The Music of Erich Zann)
……大学生だった頃、わたしはオーゼイユ街という街に住んでいた。聞いたことがない？ しかし確かにそこに住んでいたのだ。年寄りしか居ない薄暗い街。今までに聞いたことがない奇怪な音楽を奏でるエーリッヒ・ツァンもその街に住んでいたのだ……
3.チャールズ・ウォードの奇怪な事件
(The Case of Charles Dexter Ward)
……精神病院からチャールズ・デクスター・フォードが脱走し、それっきり行方が知れなくなった。過去の遺物に昔から惹かれていた彼の人生はとある古文書を見つけたことによって恐ろしく激変してしまったのだ……
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「H・P・ラヴクラフト全集 2」です(・∀・)
「文スト」8巻リターン。最近どー考えても人間とか異能じゃねーだろな吸血鬼なブラムが登場しましたね。ラヴクラフトも多分この系統だと思うんだよなー……というかあの後文ちゃんはどうなるんだ。親父の登場は期待してOKですか？
コズミックホラーの代名詞、クトゥルフ神話の生みの親にして米国幻想文学の祖、ラヴクラフト。かつて全宇宙を支配していた邪悪な神々の世界に入ってしまった人間の運命と末路、その重すぎる代償！ 固く沈黙する恐怖、想像を絶する恐怖、もう2度と元の世界へは戻れないことに対する恐怖……
今までの常識が全く通じない、異次元のものとの邂逅はクラークやレムでも有りましたがラヴクラフトにあるのは純粋な恐怖です……
2と3に関してははっきりクトゥルフ神話の文字があるわけでは有りませんがそれでも邪神の生き残りの眷属であることは間違いありません。全然関係ないけどクトゥルフやヨグと聞くといつも「栞と紙魚子」を思い浮かべます。
「H・P・ラヴクラフト全集 2」でした(･∀･)/
久しぶりのウールリッチ〜(*^o^*)/