宇宙に関わるということは、こんなにも物悲しくなることなのだーーー………
◇ウは宇宙船のウ◇ -R is For Rocket-
レイ・ブラッドベリ 大西尹明 訳
幻想と抒情のSF詩人ブラッドベリの不思議な呪縛の力によって、読者は三次元の世界では見えぬものを見せられ、触れられぬものに触れることができる。あるときは読者を太古の昔に誘い、またあるときは突如として未来の極限にまで運んでいく。驚嘆に価する非凡な腕をみせる、作者自選の16編を収めた珠玉の短編集。
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はしがき
1.「ウ」は宇宙船の略号さ
(R is For Rocket)
2.初期の終わり
(The End of the Beginning)
3.霧笛
(The Fog Horn)
4.宇宙船
(The Rocket)
5.宇宙船乗組員
(The Rocket Man)
(The Golden Apples of the Sun)
(A Sound of Thunder)
8.長雨
(The Long Rain)
9.亡命した人々
(The Exiles)
10.この地には虎数匹おれり
(Here There be Tygers)
11.いちご色の窓
(The Strawberry Window)
12.竜
(The Dragon)
13.おくりもの
(The Gift)
14.霜と炎
(Frost and Fire)
15.タイム・マシン
(The Time Machine)
16.駆けまわる夏の足音
(The Sound of Summer Running)
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「ウは宇宙船のウ」です(・∀・)
一度聴くと忘れられない題名ですねこれ。のんか既読作品ばっかりでしたが早川書房と東京創元社の両方を梯子している為、下手したらクラークのように整理しなきゃいけないかもかもです←
全16篇！ 読むと宇宙に進出することが切なくなって来ます。地球と宇宙にかとてつもない距離があって永遠の別れをするように思えてしまいます……1とかこんな幼いうちからもう2度と今までには戻れない感情を抱かなきゃいけないわけ？ 14はその宇宙から脱出する超短命族の物語。こちらも切ない……
16ははしがきを読むと分かるとおり未来に憧れた男の子像を懐かしく振り返りたくなる話。この作中にあるおじいさんの言葉に今日、私は救われました。やっぱり本を読むのは良いものです。ゲームよりも何よりもやっぱり本が好きです。
「ウは宇宙船のウ」でした(･∀･)/
次は遂に遂に遂に世界最古のベストセラーに手を出します！(*^o^*)/