レオポルド警部が強盗事件の容疑者に！？
◇偽のレオポルド警部◇ -The Second Captain L eopold-
エドワード・D・ホック 酒匂真理子 訳
殺人現場に捜査班より早く現れ、目撃者を尋問した男。宝石のセールスマンを襲い、商品を強奪した男。それぞれの人相を聞くと、なんとわがレオポルド警部そのまま！
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フレッチャー警部補はシングルズ・バー《ビーチコーマー》で起こった射殺事件を捜査するために現場へ。目撃者に早速尋問するともう既に話したというではないか。一方コニーは空港で起こった宝石強奪事件を捜査すべく空港へ。すると自分を殴った男は偽警官でレオポルドの名前を騙ったと言うではないか。
コニーの話を聞いて先日の事件を思い出したフレッチャーは警部の名前を騙った犯罪者が野放しになっているのではないかと心配する。フレッチャーはレオポルド警部の名前を聞いたわけではないが、目撃者のリアリーに聞くと確かにレオポルド警部だと断言する。
空港とバーにいた男は本当にレオポルド警部そっくりなのか？ 一体何者なのか？
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「偽のレオポルド警部」です(・∀・)
レオポルド警部がまさかの強盗！？というショックな出来事が発生します。勿論我らがレオポルド警部はそんなことするわけないし、そもそも警察署に篭っていたというアリバイもあるのでなんとか無罪放免。まさかのドッペルゲンガー！？ 双子！？と疑い疑われながら捜査を開始します。
ドッペルゲンガーの犯行といえば外を歩けば不可能犯罪にぶち当たるホーソーン先生か悪魔を求めて2,000年のサイモン・アークの十八番ですが、レオポルド警部の物語は本格ミステリなので現実的で「なんで思いつかなかったんだろ？」な謎解きです。この方法では実行は不可能ですが、口だけならなんとでもなるものね。
「偽のレオポルド警部」でした(･∀･)/
次は〜……音楽の数だけ、物語がある！(*^o^*)/