ジョルジュ・シムノン No.120◇メグレと消えたオーウェン氏◇ | 星よりも大きく、星よりも多くの本を収納する本棚

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9年間の海外古典ミステリ読破に終止符を打ちました。

これからは国内外の多々ジャンルに飛び込みます。




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死んだ男は宿泊客のオーウェン氏では無かった……彼は何処に消えた?

 
 
 
◇メグレと消えたオーエン氏◇ -L'improbable M.Ouen-
ジョルジュ・シムノン 野口雄司 訳
 
 
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休養でカンヌのエクセルシオール・ホテルに泊まっているメグレは自分を招待してくれた友人ルイから助けて欲しいと依頼される。ホテルで殺人事件が起こったのだが、殺された男はその部屋に泊まっているオーエン氏では無いと言う。オーエン氏は最重要容疑者なのだが消えてしまったのだ……看護師のジェルメーヌ・ドゥヴォンを付き添えた神経質な男は何処へ消えた? そして死んだ男は誰だ?
 
 
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「メグレと消えたオーエン氏」です(・∀・)
まさかのジョルジュ・シムノン追悼特集号。本作は本邦初訳でした。まだ読破していないのに追悼特集とか言われると複雑ですが、まぁそれはそれ、これはこれだ!←
 
 
本作は南フランスのカンヌが舞台で例の如く休暇は台無しになります← ここでのメグレは引退後のようでもうサザエさん現象が起こっています。時系列もう分からなーい!
犯人は誰? よりも死んだ男は誰? オーエン氏は何処へ行った? に焦点が当てられます。よくよく考えれば真相分かるのですが……休暇に行くのにそんな格好するかー! しかしこの犯人……例によって怖っ!
 
 
「メグレと消えたオーエン氏」でした(・∀・)/
次回、なんと偽物のレオポルド警部が登場!?(*^o^*)/