警察官へのクリスマスプレゼントは殺人事件!?
◇クリスマスはおまわりのもの◇ -Christmas is For Cops-
エドワード・D・ホック 深町眞理子 訳
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クリスマスのレオポルド警部の楽しみは警察内でのクリスマス・パーティーだ。勿論周りは警察官だらけだが、美味しい料理は出るし、ツリーも飾られる。しかも今年は警部がスピーチをするのだ。
が、その前に厄介ごとを片付けないといけない。そりの合わない部下のギブスンが数字賭博を開帳しているカール・フリーズという男から金を受け取っているという告発を受け取ったのだ。その真偽を確かめる為に呼びつける。するとギブスンは自分1人だけがその金を受け取ったわけでは無い、刑事部に仲間がいてそいつとの会話を録音機に録音したと言う。クリスマス・パーティーの日にその録音機を渡すよう命令したが、当日ギブスンは殺害されてしまうーーー
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「クリスマスはおまわりのもの」です(・∀・)
別名「クリスマス(に起きる事件)はおまわりのもの」。警察官にクリスマスは無い! の典型的パターンです。レオポルド警部もそれなりに楽しみにしていたのに何が悲しくて殺人事件をプレゼントされなあかんのだ……しかも被害者も容疑者も同じ警察官! どうもレオポルド警部は身近の人間が犯人だったり、奥さんが殺されたりと近辺が物騒だな……
またも殺人事件探しと会話を録音した機械探しの2つの謎が隠されています。録音機械に於いては結構盲点です。でも下手したらテープよりもこちらの方が歴史が古い!?
「クリスマスはおまわりのもの」でした(・∀・)/
次は……月曜、火曜、水曜からたくさんのわたしが出現!?(*^o^*)/←