父王の敵討ちから始まる、苦悩、狂乱、悲劇! シェイクスピア悲劇の最高峰!
ウィリアム・シェイクスピア 松岡和子 訳
デンマークの王子ハムレットは、父王の亡霊から、叔父に毒殺されたことを知らされ、固く復讐を誓った。悩み苦しながらも、狂気を装い、ついに復讐を遂げるが自らも毒刃に倒れる。美しい恋人オフィーリアは、彼の変貌と父親の死がもとで狂死する。数々の名ゼリフを残したシェイクスピア悲劇の最高傑作の新訳!
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注文した本は届かないし、かといって飛ばしてH.M卿シリーズに再会するのもなぁと思って、読んだのが本書、「ハムレット」です(・∀・)
あらすじは説明不要ですね。英国、いや世界中の誰が知る悲劇の名作中の名作、英国文学の基礎という基礎を築いた作品の1つです。
救いようのないすれ違いと虚実の果てに悲劇が待ち構える本作はシェイクスピアの四大悲劇と呼ばれるほどです。
シェイクスピアは英国の文学史に巨大な足跡を遺した巨匠と言うべき存在で、作品という作品が知れ渡り、そのいずれもが人々の心を打った名作です。
登場人物のセリフはどれも人間と世界の真理を解くもので、後世の数多の作品で引用されてきました。本ブログでもシェイクスピアのセリフが登場する作品がたくさんあります。
シェイクスピア作品は英国の教養と文化を垣間見せてくれます。ぜひ前作読破しようと思います。気ままに(笑)
前書きが長くなりました。「ハムレット」に触れるなら……
ハムレットのお父さんよ、自分で恨みを晴らそうよ?
御息所もお岩さんも自力で無念を晴らしてるよ!? なんでわざわざ他人に頼まなきゃならないのさー(´□`。)
ハムレットお父さんが自力でなんとかできたら、クローディアス1人だけが死んで万事解決したのに! ←もう悲劇じゃない。勧善懲悪物になってる。
しかもハムレットとその友達ホレイショーには視えて、他の人には見えないって……
オフィーリアは父と兄の早合点とハムレットの復讐劇に振り回されちゃって可哀想すぎる(:_;)
ハムレットがオフィーリアになにかしら伝えていたら……
そんなこんなで「ハムレット」でした(・∀・)/
チェスタトン氏ももうすぐ終着点に!(*^o^*)/~