世界中の名探偵、全員集合！？
◇世界の名探偵コレクション10 ③ブラウン神父◇ -Father Brown-
G・K・チェスタトン 二宮 磬訳
まんまるい顔、小柄な体、つば広帽子に古ぼけた僧服を着てこうもり傘を持つ異色の探偵ブラウン神父。その風貌に似ぬ鋭い推理力でつぎつぎと難事件を解決する。大盗賊フランボーを改悛させる「飛ぶ星」、五人の人物が全員消え失せてしまう「古書の呪い」など斬新なトリックが盛り込まれた傑作６編を収録。
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えー、ブラウン神父作品は全て読破したと思ったのですが、まだ1篇残っていることを発見したので図書館で読みました(°∀°)b
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1.飛ぶ星
(The Flying Stars)
……「ブラウン神父の童心」参照。
2.ペンドラゴン一族の滅亡
(The Perishing of the Pendragons)
……「ブラウン神父の知恵」参照。
3.ムーン・クレセントの奇跡
(The Miracle of Moon Crescent)
……「ブラウン神父の不信」参照。
4.マーン城の喪主
(The Chief Mourner of Marne)
……「ブラウン神父の秘密」。
5.古書の呪い
(The Blast of the Book)
……「ブラウン神父の醜聞」参照。
6.ドニントン事件─ブラウン神父最後の事件
問題篇（マックス・ペンバートン）
解決篇（Ｇ・Ｋ・チェスタートン）
(The Donnington Affair)
……ボロー・ドニントン卿の屋敷で殺人事件が起こった。そこには逮捕された挙句、脱獄したひとり息子とその仲間と関係があった。牧師のコープは旧知のブラウン神父に助けを求める。
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集英社からの世界の名探偵、全員集合！ シリーズです←嘘。
危うく見過ごしてましたが、なんとか図書館から取り寄せました。
「最後の事件！？」と鼻息も荒く読みましたが、最後の匂いは全然しません←
いや、ほんとに！ おそらくこの話が一番最後に書かれたブラウン神父ものなのでしょう。
本書はドニントン事件を除いて、5冊ある短編集から優れた作品を1つずつ選別したものです。
うん。この5つは読む価値あります！
ドニントン事件も「まさかそこからトリックが(￣□￣;)!!」と驚かされました。
あと最後の引き際はブラウン神父らしかったです。
そんなわけで今度の今度こそ、ブラウン神父とお別れです！ お元気で！ フランボウにもよろしく！
「世界の名探偵コレクション10 ③ブラウン神父」でした(･∀･)/
次回はギデオン・フェル博士で、「剣の八」です(*^o^*)/~