19世紀ヴィクトリアン、メイド漫画の金字塔!
久美沙織 原作・絵 森 薫
上流階級に名を連ねるジョーンズ家のウィリアムと、楚々とした美しいメイド、エマの交流は静かに続いていた。あるとき、遠出を思い立ったウィリアムは、エマをロンドン郊外の水晶宮へといざなう。陽も落ちて門が閉ざされるのも気づかぬほど、楽しい時間は矢のように去る。パレスで一夜を明かすことになった二人は運命に導かれるまま互いの思いを確かめあうが??。階級差のある恋の行方には、新たな悲劇が待っていた……。伝統と革新のロマンス、激動の第2弾。
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「小説エマ」第2弾です(・∀・)
さて、今回はコミック第2巻のノベライズ!
エマはウィリアム坊ちゃんから水晶宮(クリスタル・パレス)へのお誘いを受け、出かけることに。デートですね(´∀`)
好きな人と2人の時間は瞬く間に過ぎていく。それこほ閉館時間が過ぎて、閉じ込められていることにさえ気がつかないほど……
一夜を明かしたそこでエマとウィリアムは想いを確かめ合うが、エマを待っていたのは悲しい別れと厳しい現実だった。
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2巻は1巻と打って変わって悲しさのあるお話。
主人で雇い主のストーナー先生が亡くなり、ジョーンズ家で身分の差を思い知らされたエマ。
ここでエマが、ウィリアムの妹ヴィヴィアンの言う通り、実はある貴族様の隠し子だった! とかなら救われるんですけどね~(´_`。)
しかしそうじゃないところが、この作品の美点の一つであるような気がします。なんとなく弟アーサーが言うように予定調和過ぎますし、エマの美点も消えちゃう気がします。
さて、「小説エマ」は今のところ、2巻出てます。わたしが知る限り、続刊予定はなさそうです。
……
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ちょっと待って!!
まだ終わってない!! それどころか、
これから面白くなるのに!!
あの人とかあの人とかあの人かの心情が気になって仕方がないのですが!
何か知っている人は教えてくださいぃぃぃい!! 気になって寝られないぃぃぃぃい!! ←大げさ。
小説エマも気になって仕方がないのですが、何か?
そんなわけで「小説エマ」でした(・∀・)/ ←ざっくばらん。
次回は通常運転ウィリアム坊ちゃんとダブるとこあるピーター卿と、エマにちょい似てるかな? 似てないかな? なハリエット嬢が活躍する「死体をどうぞ」に入りまーす(*^o^*)/~ ←あまり戻れてない。